> ダスゲニーさん
そうですね
首長選挙での「政党のメンツ」をかけた対立みたいなのが、市民にとっての違和感。
今回は、勢いに乗って「勝てるから単独で」という感覚、いちばんまずいパターンだと感じました。
参院選の補選は、神奈川と静岡の両県で民主党が勝利したので、 「民主の勝利」だと世間では受け止めているようです。 しかし、25日の各地の選挙を見ていると、 「民主の敗北」ととらえるべきではないでしょうか。 参院補選の告示の時に、 ここで、「一番の注目は鎌倉市長選」と書きましたが http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=20202 鎌倉は、36歳、松尾たかし氏の圧勝でした。 また、川崎市長選でも、民主の候補は当然当選するつもりだったのでしょう、 かなりショックだったようですが、 全く政党の支援を受けなかった阿部氏が当選。 神奈川だけでなく、埼玉県でも市長選で民主党の推薦候補の落選が相次ぎました。そのほか、長野などでも同様の動きだと思います。 では、世間ではなぜ民主党の勝利だと言われているのか。 簡単です、自民党に対しては勝利しているのです。 つまり、「自民対民主」の戦いでしか見ていないと、民主は勝っています。 でも、今回の選挙で見えてきたのは、 あまりにも自民党がひどいことになっているので、 この政党対決では、民主が勝って当然ですね。 川崎市長選を見てください、 自民党が支援した候補は、かろうじて川崎市全体では共産党候補を上回る票数をとれたものの 川崎区など、区別に見ると、共産候補を下回る票数しかとれない現状です。極論すると、今の自民党は共産党より「弱い」。 さて、そんな自民党には勝てる民主党かもしれませんが それで浮かれていては、こまるんだけどなあ。 まだ「自民か、民主か」というワクでとらえているようでしたら 一度、考え方を揺さぶってみてはいかがでしょうか。 そうすると、横浜市長だった中田氏が、なぜ市長を辞めたのかも 見えてくるように思います。 |