『トランスアメリカ』(Transamerica) 男性でありながら女性の心を持つという性同一性障害のために性転換手術を決心するブリー。 そこへ、実の息子だと名乗るトビーから電話がかかってきます。 自分のことで精一杯のブリーでしたが、同意書をもらうためにトビーに会いにニューヨークへ行きます。 最初はそこで突き放すつもりでしたが、結局自分が父親であることを隠したまま、二人でにカリフォルニアを目指してアメリカ大陸横断 (トランスアメリカ) の旅に出ることになります。 旅の途中、息子に自分が男であることを知られ、バケモノと呼ばれたり、 自分の父母、妹の住む家に寄ることになり、自分の姿を見た母親に冷たい仕打ちを受けます。 しかも、息子に自分が父親であることを打ち明けることになり、・・・・。 内容から、重たい映画かと思いましたが、とてもコメディタッチに、 それでいて性同一性障害に真剣に取り組んでいる映画です。 この主人公のブリーを演じたのはフェリシティ・ハフマンという女優。 男性と女性の間の性を見事に演じきっています。 公式サイト(日本語のサイトは既に閉鎖されています。) http://www.transamerica-movie.com/site/ ★★★★☆ |