インフルエンザの話題で世間は盛り上がっているようですが、 いや、震え上がっているようですが、 何か大切なことを伝えてないような気がします。 すなわち、「どうしたら感染しないか」よりも、「もし感染してしまったらどう対処するか」ということが。 感染してしまった後の対処を間違えると、瞬く間に感染が広がります。 でも、感染を広げてしまう元を抑えられれば、それ以上広まりません。 もし、感染してしまったら まず、今回のインフルエンザは、予防ワクチンがないということですが、感染後48時間以内にタミフルの服用で回復するということです。 焦って外に飛び出すことだけは避けましょう。そして、 ◇医者に行く・・・これは間違いです。というか、気を付けないと。 病院には、たくさんの患者さんが来ています。当然、病気で来ていますから、感染に対する抵抗力の弱い人々です。こんな中に不用意に掛かりに行くとあっという間に感染が広がってしまいます。 まずは、電話で感染したこと、あるいはそのおそれがあることを伝えます。 http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/hokenjo/emergency/ どのような方法で病院へ行くかの指示をしてくれるでしょう。 ◇救急車を呼ぶ・・・これも救急隊員に感染させてしまうおそれがあります。 感染症患者搬送用の陰圧ストレッチャーを備えた救急車があるそうです。これは、救急隊員が感染症に感染しないようになっているものだそうです。 救急車を呼ぶのでしたら、感染症であるおそれがあることをきちんと伝えましょう。 症状が軽いのでしたら民間救急車を呼ぶのもいいでしょう。 もちろん、この場合も感染症であるおそれがあることをきちんと伝えましょう。 いずれにしても、症状が軽いからと大勢の人がいる場所に出て行くような安易な行動は控えましょう。 ちなみに、横浜市立市民病院は神奈川県内唯一の第一種感染症指定医療機関及び横浜市内唯一の第二種感染症指定医療機関であり、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(以下「感染症法」といいます。)に定める一類感染症及び二類感染症の診療が可能だそうです。(感染症病床・・・第一種2床、第二種24床) |