手に汗握る展開に、いつの間にか物語の中に引き込まれています。 残虐な殺人シーンが描かれているのですが、あまりグロテスクではないように配慮されているようです。 『ダ・ヴィンチ・コード』にも登場するロバート・ラングドンが主人公です。 ある殺人事件の手がかりとして残された焼き印として押された紋章は、消滅したといわれている秘密結社イルミナティのものと断定された。その解明のためにスイスに呼び出されたラングドンは、核兵器の数十倍のエネルギーもつ反物質が盗み出され、密かにヴァチカンに持ち込まれたことを知り、ヴァチカンに飛びます。スイス、ヴァチカン市国、そしてローマを舞台に、次々に殺人を繰り返す犯人にラングドンは、・・・。 (上)の最後は、次に起こる殺人事件を思い起こさせる、途中で終わっています。 早く(下)を読まなければ・・・。 『天使と悪魔』(上)(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047914568?ie=UT…4047914568 ★★★★☆ |