『風が強く吹いている』(三浦しをん・新潮社) http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=11582 を読んで、この作家が気に入り、この『光』読みました。 東京都美浜島で、中学生の信之と同級生の美花は、夜中に家を抜け出して会っていました。そこに、島全体を呑み込む津波が。ほぼすべてのものを失った信之は、避難所の小学校からいなくなった美花を追っていくと、・・・。 信之は、感情をなくしたように、公務員として妻子とともに暮らしていますが、生き残った輔が現れることで、・・・。 人が死ぬ(人を殺す)描写が、読んでいて辛いのを除けば、天災によって人生を狂わされた人間の行く末は、こんな風になることもあるのかと、興味深い内容でした。 『光』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087712729?ie=UT…4087712729 ★★★☆☆ |