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2010年03月21日(日) 

3/21(日)13:30~林信行氏、神田敏晶氏の講演、福岡の事例紹介などUstダダ漏れ。
(#Umeken live at http://ustre.am/cGv7 )

 

 

内容が面白かったんで、メモを記録しておきます。 

 

 

「大名なう~天神大名の街をtwitterで盛り上げよう」

のコラボイベント「新しい情報発信のセカイ」より

http://www.daimyonow.jp/event/

 

 

 


●KNN神田さんの講演メモ

(「Twitter革命」の著者) 

 

ツイッターは、ユーザーが使い方を作っているところ。
UGP=User Generated Protocol (神田さんの造語)
 

GoegleもAppleもMicrosoftもできないし、やっていない。
ツイッターは自分をGoegle化すること。

 

「自分中心の世界観」(アメリカ型)と「まぜてください」(日本型)文化の違い。
ツイッターの自己主張スタイルを、日本人もそろそろ学ぶべき。
「インターナショナル」とは、自己主張を自分以外の世界へ広げること。

 

ツイッターもUstreamも、以前から別々に存在していたが、
2006~2008年は「空白の時代」。広がりが分からなかった。
2009年に急成長した。2010年は。。。。

 

ツイッターの「RT(リツイート)」は回転寿司のようなもの。
RTが繰り返されると、RT×RT×RT=RT3
100人×100人×100人=100万人メデイアになりうる。

 

Utsとの連動は、はじまりでしかない。

 

そらのさん=22歳だが毎日中継の場数で勝負=ジャーナリストになりつつある。

スタジオでキレイに撮る必要はない。ツッコミどころ満載のほうがいい。

 

TVの時代は終わった。視聴者から参加者へ。

自分のアバターを使って動いてもらう。
展示会などに行けないときなど、自分の代わりに質問してもらえる。
(代理中継=代理店として成り立つかも)
人海戦術と共有感。

 

自宅へ帰宅途中風景の中継なんかもあり=変わったことをやる。
伝説の「寝落ち中継」=500人以上が視聴。朝起きてビックリした。

 

 

●続いて、福岡・東峰村SNS

住民ディレクター・岸本さんがメディアカフェの紹介

 

トーホーメディアカフェ(東峰村SNSとビデオ番組制作を連動)

http://toho-sns.jp/

 岸本「東峰村のノウハウはこれからの街の紹介に役立つのでは。 人が動くの は、人のつ きあいがあるから」

「自分たちでTVをつくっていく企画力が勝負」

※ハマッち!と同じオープンSNPシステムを採用中。 

 


閲覧数16,412 カテゴリ日記 コメント7 投稿日時2010/03/21 16:14
公開範囲外部公開
コメント(7)
時系列表示返信表示日付順
  • 2010/03/21 16:28
    鉛筆masasanさん
    ●福岡・東峰村との交信中継。

    「このやり方は、いいですね。UST中継動画配信において音声の遅延が気になる人へ 。RT @asahi_seibu ※ユーストリームで映像をとばしているが、音声は遅れて聞こえるため 、あえて電話を直接かけてその音をマイクでひろっている。」
    次項有
  • 2010/03/21 17:17
    鉛筆masasanさん
    ●東京のレストラン「豚組」(中村さん)の事例紹介
    http://www.butagumi.com/


    個人のツイッター経由で来店する方のリピート率は50%以上。テレビで紹介されたこともあるが、瞬間的には急増するがリピート率は数%。

    ツイッターはリアルに駆り出すメディア。
    中継でもツイートでも、共有しきれ部分もあるので、来て見たくなる。味・ニオイ・手触り感は伝わらない。リアルな店舗では、手のぬくもり感を大事にしている。共感→信頼→きずな。

    ぐるなび=知ってもらう。ばらまき。クーポンを持つ新規客は来るが、リピート率は低い。
    ツイッター=共感までできる。
    リアル店舗=関係が完成する。

    飲食店にとって、新規客へのばらまき=焼き畑農業=疲弊する。常連さんをつくるのが大事。

    ツイッターで24時間、お客さんとつながれる。関係性の強化、インパクト。コミュニケーションの量より質。テクニックではない。
    テクニックに走らず、店でやっていることをそのままやると敷居が下がる。クイックでこまめな反応。親しみや笑い。

    フォロアー数などの数字を気にしないこと。数に気をとられると間違いのもと。数万人も覚えられないし。目先の結果をすぐに求めずコツコトと1年半かかった。

    ハブユーザーを目指す。くだらないことも含め、思い切りを持つ。自分のキャラを立てる、個性に自信をもつ。

    ツイッターでイベント企画する場合、タイムライン上で、リアルタイムにプロセスを公開しながら、ライブ感。思いつきを発信しているうちに、案が固まった頃にはお客さんに認知されている。お客さんとツイッターで一緒に遊ぶという感覚。お客さんと一緒に作る店を目指す。

    ツイッターは関係づくりのメディア。
    「認知・興味・欲望・来店・推薦」…これらのすべてをツイッターでやってしまえる。
    次項有
  • 2010/03/21 20:14
    鉛筆masasanさん
    ●「大名なう」の杉山さん

    大名なうでは「美人時計」のパクリ企画も。お店のPOPを持つ女性の写真をツイッターで流す「大名美人ガイド」も始めている。
    http://picasaweb.google.com/TenjinWifi/VnOcvB#


    ●美人時計の開発者・早(はや)さん。
    http://www.bijint.com/jp/

    プロのモデルより、素人女性の写真を鑑賞するほうが面白いが原点。
    1日=1440分=1440枚の写真でみせる時計を開発した。2009年1月1日からスタート。5月にiPhpne展開でブレイクした。アプリが売れた。

    コンテンツが単純で飽きやすいので、「タイアップ」がキーワード。
    昨年、大阪でタイアップ。美人時計のファンが多かった。地方のTV番組予算・広告収入が下がってきた中で、新しい使い方も。
    マクドナルドとのタイアップで反響=さりげない広告で、風景の一部に「M」が出てくるだけ。
    露骨な広告は読者がいやがるが、面白い広告なら喜んでもらえる。

    「地方を盛り上げたい」と北海道で成功事例ができた。実験は北海道でやっている。
    (フリーパーパー「美少女図鑑」も全国に網羅されている)

    ウェブだけの募集で、モデル募集が200~400人も集まる。
    出てもらう女性に対して特典が大事。ショッピング・サービスなど事業化する会社もつくる。

    今回は福岡で「美人時計」を展開する。何でも自分たちでやるのでなく、組めそうなところと一緒にやる。
    何でもできそうだが、何でもはできない。「時計」というコンテンツなので。

    モデルさんに楽しんでもらえること。背景の街並みがきれいなこと。
    東京より、北海道・福岡のほうがやりやすい。
    最初は時間がかかり、TV・新聞で取り上げられたことで認知された。とりあえずやってみる。どうやったらできるようにするか。基本的に持ち込み企画を断らない。

    「韓国版美人時計」は、1カ月後にはアップされて驚いた。ただでコンテンツがもらえ、韓国の魅力を日本で発信できる。
    日本人が出る美人時計、世界に展開できると考えている。

    マネタイズはウェブ広告+iPhoneアプリ収入。デジタルサイネージ、web制作も。地方版はフランチャイズで。
    モデルの笑顔は内面的に出てくるものなので、そこに気を使う。撮影・募集はフェイス(代理店)へ委託。
    福岡から流行(ファッション・飲食)を、東京へ発信するのが狙い。

    次項有
  • 2010/03/21 20:30
    >何でも自分たちでやるのでなく、組めそうなところと一緒にやる。

    これがこれからの時代のポイントだと思います。
    次項有
  • 2010/03/21 20:33
    鉛筆masasanさん
    ●「大名なう」の杉山さん(まとめ)
    http://www.daimyonow.jp/daimyo/


    「大名なう」の話をしたい。どういう取り組みか。なんでツイッターを使っているのか。

    「地域から日本を変える」をモットーに仕事をしている。
    地域への愛、お店の店主、メディア、IT関係、それぞれの強みを生かして発信する仕組みづくり。自社(フライトシステム・コンサルティング)では、iPhone関係のサービスを強化している。

    2年前半前に、「天神大名WiFi化協議会協議会」をスタート。ルーターの互助会で100台置いている。
    当初からお店の情報も集めたが、なかなかブレイクしなかった。

    「振り子の法則」。流れをつくるには揺らし続けなければならない。継続してゆらすことでムーブメント(大名なう)は大きくなっていく。

    西日本新聞が最初に連載してくれたことで、つながりが増えてきた。
    クロスメディア効果。ツイッターを接着剤にして、ラジオ・新聞など全てのメディアを使い、同じタイミングで、大名なうの取組を一気に表出。

    商店の人向けにツイッター解説本つくったり、丁寧な進め方。リアルな街とネットのコラボ。IT系と実際の街づくり系の複合技で何ができるか。

    1.ツイッターの使い方の啓蒙→商店主、お客さんへ。
    2.便利なツールpoke digの開発。
    3.講演や各種イベントなども開催。

    結果、16%の店舗で売り上げが伸びた。92%がまたやりたいと言ってくれた。

    反省点も。準備期間が短かった。周知が短かった。使い方になれず、ツイートがスパム状態になった人がいたのでサポートの必要性も。(ツイッターでやってはいけないこともある)

    他者とコラボすることで、お客さんへの価値を高める。ソフトバンクやアップル、地域は東峰村と。
    サービスはSALやセカイカメラ、美人時計、iPhoneアプリ、天神FMで、Ustダダ漏れで大名なうの宣伝も。朝日新聞も中継を生取材。新聞とのコラボも。

    ITはツール、3種類の会社が集まっている。コンサル+システム+デザイナーが三位一体。
    大名に来てくれる人目線で考えるのが大事。参加した人が楽しめる企画・技術。店の人のつぶやき。

    なぜツイッターか。店舗にとっては低コストの販促ツール。つぶやきにお金はかからない。
    顧客視点ではツイッターを意識しないで利用可能。IT業界視点では基盤として使える。

    福岡人の気質。1.おうまん=よそもの(いろんな異質なもの)を受け入れる土壌。2.おまつり好き=やるやる、俺にやらせろという感じ。3.新しモノ好き。それらの足し算でできている。



    次項有
  • 2010/03/22 03:25
    鉛筆masasanさん
    > 橋本@CITVさん

    いろいろなコラボの仕方がありそうですねえ。

    長~いメモになりましたが、
    「大名なう」の取り組みには、ヒントがたくさんあります。
    次項有
  • 2010/04/07 10:07
    風乃さん
    こんにちは。面白いことが現実になる「とき」に差し掛かっているみたいでワクワクしますね!

    ただ、コラボするにしろアイデアが豊富であるにせよ、「放送」である以上いずれ集約先が出てくると存じます。そして必ず「プロ」もしくはそれに匹敵する力量のあるモノを巻き込む必要性とそれによるPj参加者の気持ちの上での効果。

    どういう状況を一つの達成点ととらえるかで変ってくるのでしょうが、“誰でも”が“満足”できる環境をもたらすものと思っている人達にとっては、不満の種に変化してしまうのかな、と。この“技術”と“流れ(トレンド)”に興味を示して集まってくる「普通」の人々と接していて、ふと思った次第でした。

    ・・・何が言いたいのかまとまり無くて申し訳ございませんが、記事拝読した感想でした。
    次項有
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