「国際仮装行列」の名で知られる「ザよこはまパレード」が5月3日、山下公園周辺で行われた。

横浜に30年住んでいながら、このパレード一度も生で見たことがなかった私。tvkの中継では何度も見たことがあるが、今年は現地へ。

山下公園前がスタート場所とあって、道路の両端には早くから見物客が場所取りをしていた。午前10時40分にキッズパレードがスタート。前半はマーチングバンドなど子どもが中心とあって、パレードを追うように保護者がカメラを構えながら平行して歩く姿が目立った。

中盤には主催者（横浜商工会議所・神奈川県・横浜市）のパレードもあり、松沢知事、林市長が海をイメージした服に身を包んで登場。

松沢知事の隣は横浜観光親善大使の北澤早絵さん

横浜青年会議所は現在、野毛地区を中心に進めてられている横浜市歌の盆踊りプロジェクトから生まれた盆踊り「よこはまアラメヤ音頭」を披露していた。


ほかにも、横浜市が取り組むごみ削減の「G30」のマスコット「ミーオ」も登場。しかし、観客からの声援は思いのほか少なく、ミーオの認知度は今一つだったか。

横浜商工会議所の幹部は「昨年より人は少ないね」と。開国博Y150をはじめとする開港150周年記念行事が目白押しだった昨年に比べると人が少ないのはやむを得ないところ。さらに「フロート」と呼ばれる山車の数も以前より減っているように見えた。企業がフロートを使うことが多く、景気の悪さがこのあたりも影響しているのだろう。