■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=3473
2008年02月22日(金) 
『12人の優しい日本人』(1991年)

もし日本にも陪審員制度があったらという仮定に基づいて、ある殺人事件の審議に奮闘する12人の陪審員の姿をおもしろおかしく描いています。1991年に作られていますから、裁判員制度が導入されることが決まる前の映画です。

脚本は三谷幸喜で、彼らしいストーリー展開になっていて、誰が主人公かがわかりません。つまりは、12人全員が主人公なんでしょうか?

東京サンシャインボーイズによる同名戯曲の映画化だそうですが、もちろん舞台での配役は映画とは違っています。
そして、アメリカ映画の『十二人の怒れる男』(12 Angry Men)がモチーフになっているようです。

若い美人の女性(この映画には登場しません。)が、復縁を迫る元夫と言い争いになり、走ってくる大型トラックの前に突き飛ばしたのではないかという、殺人事件の裁判のため集められた、ごくごく一般の人々。

陪審員1号(女子校体育教師・40歳)
陪審員2号(精密機械製造会社社員・28歳)
陪審員3号(喫茶店店主・49歳)
陪審員4号(元信用金庫職員・61歳)
陪審員5号(商事会社庶務係・37歳)
陪審員6号(医薬品会社セールスマン・34歳)
陪審員7号(タイル職人・32歳)
陪審員8号(主婦・29歳)
陪審員9号(開業歯科医・51歳)
陪審員10号(自営クリーニング店おかみさん・50歳)
陪審員11号(“自称”弁護士、実は・年齢不詳)
陪審員12号(大手スーパー課長補佐・30歳)

という、様々な職業、性格、年齢の異なるこれらの12人が、有罪か無罪かを議論します。

近々日本で実際に始まろうとしている「裁判員制度」と違って、この映画での陪審員は全員一致が条件のようです。
それにしても、裁判員になったら、いろいろ悩むんだろうなぁ・・・、などと考えながら観ていました。



★★★★☆

閲覧数4,354 カテゴリ最近観た映画・DVD・Blu-ray コメント2 投稿日時2008/02/22 19:17
公開範囲外部公開
■プロフィール
。iRiさん
[一言]
横浜発の地域SNS「ハマっち!」 期待してます☆
■この日はどんな日
ほかの[ 02月22日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み