みなさま、こんばんわ。 昨日は千葉県館山市の坂田=ばんだ=にある残土予定地のための道路工事と思われる箇所に行ってきました。 写真一枚目は坂田バス停すぐの坂田海岸 写真二枚目は坂田バス停の山側の風景 写真三枚目は関係する道路工事と思われる箇所 になります。 わんだぁらんどの寅次郎様の最新の投稿は、 http://wandara.net/blog/blog.php?key=38898 こちらで。 昨日の時点で。 そもそもの計画は10年前よりあることが、平成13年9月の千葉県議会の定例会の議員質問であったことがわかりました。 この残土予定がみかん園に整備予定であること。 すでに業者は地元の説明会を開いていること。 自治会である区と業者のあいだで協定が締結していること。 一昨日の館山市議会で、土壌調査の目安を国や県に求める意見書を可決したこと。 千葉県に出された業者からの許可申請により、千葉県と館山市の行政としての最終判断が近いこと。 がわかりました。 館山市議会の動きについては、意見書を出す分にはいいのでしょうが、この問題の本質について、具体的に取り組む姿勢を感じない。 みかん園に整備する必要性の根拠が見あたらない。 10年前からある計画がこの時期に動いたのはなぜか。 細かく言えば、3月の震災と今年の統一地方選の時期あたりより業者が動いているようですが、何か特別な理由があるのかどうか。 震災や原発といった災害・事故がおきたあとに、このように動いていること自体、慎重になるべきところを、逆の方に向いているように見受けます。 仮定の話になりますが。 万一、残土計画に許可がおり、実際に始まったあと、風評被害につながるケースになった場合。これは単に館山市だけの問題ではすまされず、観光地たる安房地域、特に南房総市が、とばっちりを受けないという保証はないと思います。 富津市金谷、勝浦市鵜原の双方の問題は、行政と反対住民が連携して、事態を解決する方向。一方の館山市の坂田のほうは、別物と言うのでしょうか。 不安を払拭したいのであれば、きちんとした情報開示と館山市の金丸市長のしかるべき考えを明らかにすることであります。 |