有川浩のデビュー作 先日読んだ 『空の中』(有川 浩・角川文庫) http://sns.hamatch.jp/blog/blog.php?key=42136 と、『海の中』とで、自衛隊三部作といわれている作品です。 塩害によって滅ぼされる世界で、自衛隊の隊員と少女が出会い、・・・。 有川浩の恋愛話は、この作品から独特の世界が始まっているんですね。その後の作品にも出てきます。 続けて読むと、ちょっと鼻につく感じはしますが、久しぶりに読むと、これだよこれ、という感じですね。 文庫版にはwish on my preciousというサブタイトルがついています。 ハードカバー版に、著者が手を加えています。 そして、文庫版には、『塩の街、その後』として、 -debriefing- 旅のはじまり -briefing- 世界が変わる前と後 -debriefing- 浅き夢みし -debriefing- 旅の終わり と、4つ物語が収められています。 『塩の街』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043898037/ref=a…4043898037 ★★★★☆ |