久しぶりに読んだ万城目学の作品、現実離れしているストーリーながら、ひょっとしたら実際にあるかもしれないと思わせるところが、魅力です。 日出家に伝わる力を学ぶため、中学卒業後、日出本家に行くことになった日出涼介。 日出本家は、驚くことに、城に住んでいます。そこには同じ歳の長男、日出淡十郎がいて、一緒に高校に通うのですが、淡十郎と同じでということで仕立ててもらった制服がなんと赤。舟で送ってもらい学校に行くと、赤の制服を着ているのは自分と淡十郎だけ。赤が好きと言うことで、勝手に赤の制服にしたらしいことがわかり、そして、Cが好きという淡十郎は当然のようにC組に・・・。 どんどん引き込まれて、一気に読んでしまいました。 オススメです。 公式サイト http://www.shueisha.co.jp/makime/top.html 『偉大なる、しゅららぼん』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087713997/ref=a…4087713997 ★★★★★ |