2013年8月11日 千葉県鴨川市 亀田医療大学 学生会館 房総政治塾 講演 亀田総合病院の院長先生のお話の一部を要点で。 この国のセーフティネットの制度は問題が生じている。生活保護費の現金支給はあらためるべきで、別のかたちでの支援が。 保育・幼稚園の施策の中で、こども園に関する国の取り組みの姿勢・方向性がはっきりしない。 この国の教育・就労の流れが一方通行。これからは働きながら学ぶかたちを作る必要がある。海外ではそれが当たり前の国もある。 限界集落ならず限界自治体を回避せよ。 自治体はアンパイヤであって、プレーヤーをかねてはならない。 変化しないリスクが変化するリスクより遥かに大きい点に留意せよ。 自治体の数多くの業務の中で、苦手な分野は得意とする民間や団体に託すべきである。 私の講演の参加の都合上、2時間の講演でわずか30分程度のお話の一部であります。 院長先生の考えは。 この地域の医療で、人材・労働力を確保していくこと。 今ある制度や慣例を、現在の社会の流れにそって取り組むことが必要。 安房地域は千葉県の中で、高齢化率が3割りをこえています。過疎の地域ではありますが、なにもしないのでなく、自分達でしなくてはならない、という取り組みを地域医療とまちづくりで、うまくマッチングしていきたい、という趣旨のようです。 安房地域唯一の三次救急病院である亀田病院にあって、自分たちの地域の役割をどう取り組んでいるかを真剣に考えている点を、伺うことができました。 |