<失言>「9・11テロは米の自作自演」 藤沢中学教諭謝罪 6月5日2時32分配信 毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080605-00000018-mai-soci 神奈川県藤沢市石川の市立善行(ぜんぎょう)中学校(塚原喜三校長、449人)の20代の男性教諭が5月下旬の授業中、米同時多発テロ(01年9月11日)について「9・11テロは米国の自作自演」と発言していたことが分かった。生徒から聞いた関係者が市教委などに抗議し、同中は今月1日、PTA役員らを集めて謝罪した。 同中から報告を受けた市教委によると、教諭は社会科担当。5月26~29日に、2年生の4学級(145人)のそれぞれの授業でこの発言をした。授業を受けた生徒から「本当に自作自演なの」と尋ねられ、驚いた親族が「こんな授業をしていいのか」と同中や市教委に抗議し発覚した。 市教委の桑山光生学校教育課長は「教諭本人は、物事の見方は一つじゃない、と説明する例として『自作自演との説もある』と言いたかったようだ。しかし、あまりにも例が悪すぎた。厳重注意する」と話している。【永尾洋史】 ************************************************* 善行中学は子どもたちが幼稚園のとき運動会でグラウンドを使わせてもらっていた学校。学区は違うけれど近くの学校です。 9・11についてどのように教えたかこのニュースでは伝わってきません。当事者(先生と授業を受けた生徒)にしか本当のところは分からないのでは?と思います。 何を根拠に、どれくらいの可能性を示したか、 どういった流れでこの発言をしたのか、 普段から生徒や保護者との関係はよかったのか… 私が小中学校のときは、担任が政治的発言をすることもあったし、前の日のテレビ番組(UFOや心霊現象、事件の真相、ドラマ)について先生の個人的感想から生徒のディスカッションになることもありました。 先生が一方的に発信して、生徒は聞くだけで終わる授業(HRも含め)ではなかったように記憶しています。 今回の善行中の話は、生徒が授業で疑問に感じているにもかかわらず、学校でその疑問を解決せず、発言者ではない保護者にその真否を確認したのが、不自然な流れに思えてなりません。 中学生くらいになると先生と距離を置く子どもも多いので質問を出せなかったのかもしれません。 でも、(自宅で子どもが保護者に伝え)子どもから聞いたことをそのまま確認もせず市教委と学校に【抗議】する保護者の行動も、モンスターペアレントとまでは言いませんがどうかと思います。 謝罪があったのだからそれに値するような先生の言動が含まれていたのだと考えられますが、 保護者も恥ずかしいことをしたとは言えませんか? 9・11についての真相自体こうだと話せる人なんて世界にほんの少ししかいないでしょう。 なんの根拠もないのに断定したのだったら問題ですが 現在9・11について報道されている情報は辻褄が合わなかったり、不自然な部分も多いのも確かです。 自作自演説も聞いたことがあります。 先生は、ただの思いつきでなく、テレビやニュースや現地の方やそれにかかわっている友人の話などをもとに、 「今報道されていることと事実は違っていることもあるかもしれない」 とだけ言いたかったのだったらよいなと思います。校長先生のフォローのとおり。 報道はマスコミの誘導もあるのに、それを鵜呑みにばかりしていては危険なのですよね。 社会科という教科はとくに、今先生が教えていることが 何年か後には180°変わるかもしれないのです。 今の教科書や新聞だけがすべてじゃないのです。 日本は、大勢が進んでいるほうに行くことが協調性あることと勘違いしている人が多いように思います。いろんな見方があって、いいと思うのです。 教科書に載っていない、先生独自の考えも話したり、諸説あることを話したりしてほしいなと思います。 でも先生だって間違っていることもあります。 生徒も受け身になってばかりではなく 「自分で調べたら先生が言ったことと違っていたのだけれど」 とか 「自分はこう思うのだけれど」 と先生に主張できる環境があるといいですね。 せっかく生身の人間が人間に教えているのですから コミュニケーション持ちましょうよ。って思います。 |