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2008年07月17日(木) 
ウチから自転車圏内です。
値上げ値上げ値上げで会社経営が厳しい状況なのも分かりますが。。。
リサイクルって言っていればよいことをしている錯覚もあったかもしれませんね。

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http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijul0807229/

生コン溶融スラグ混入問題/リサイクル業者から無料調達
社会 2008/07/10
 生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)が砂の代わりに溶融スラグを混ぜた規格外生コンを納入していた問題で、同社が不正を始めたとされる昨年七月以降、横須賀市内のリサイクル業者からスラグを無料調達していたことが九日、分かった。砂や鋼材などの価格高騰でコスト削減が至上命題とされる建設現場の現状が不正の背景との見方も出ている。一方、コンクリの寿命を売りにしていたマンションが販売中止に追い込まれるなど影響が広がっており、専門家も建物の長期的な耐久性への不安を指摘している。

 六会コンクリートが昨年七月から今年六月までに無料調達したスラグは約九千三百五十トン。このリサイクル業者が通常は一トン当たり二百~五百円で供給するスラグを無料としたのは「スラグの認知度を高め、新たな取引先を開拓するため」で、無料提供先はほかにもあるという。

 六会の関係者はスラグを使った理由について「リサイクルへの協力」などと説明するが、コンクリート業界に詳しいコンサルタントは「鋼材の高騰でゼネコンの利幅が薄くなり、しわ寄せとして生コン業者がコスト削減を迫られていることが問題の背景」と指摘。神奈川生コンクリート協同組合の飯田康勝理事長は「原油高騰で運搬コストが上がり、砂利や砂の価格も上昇している」と業界の苦しさを明かす。

 砂に比べて安価なスラグを適切に利用すれば、コンクリートの強度を保てることがあるという。しかし今回は、建設中のマンションなどで表面がはがれるなどの「ポップアウト現象」が相次ぎ、“粗悪さ”が浮き彫りになっている。

 「百年の耐久性」をうたい文句にしていた藤沢市内のマンションも同現象が確認され、販売中止に。売り主は「コンクリートの配合計画書には溶融スラグ混入の記載がなかった。想定外の事態」と唇をかむ。

 また、今のところは「強度」が確保されていても、将来的な「耐久性」には不安が残る、との見方も強い。横浜国大大学院の椿龍哉教授(コンクリート工学)は「一般にポップアウト現象やひび割れの対策として、コンクリートで穴埋めするなど適切な補修と長期の経過観察が必要」と指摘している。


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閲覧数2,233 カテゴリつれづれ コメント0 投稿日時2008/07/17 11:40
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