2020年1月24日 週刊金曜日・投書初掲載 こちらはその原文です。 私の母が新年早々、75歳に。健康保険が国保から後期高齢者医療に移ります。 すでに役所から必要書類は届いていますが、調べていくと国保より後期高齢の方が年額にして1万円程度保険料が高いことが。 後期高齢者医療は、都道府県と市区町村による広域連合による都道府県単位で、国保は近年より都道府県が関与する制度変更にはなっているが、市町村ごとに保険料が決まります。 後期高齢は個人単位、国保は世帯単位で扱う点が異なります。 制度が違うことで、移行時に保険料負担が重くならないよう調整が必要です。 また、収入によって保険料の軽減が受けられますが。 制度が異なる部分と、軽減の計算に際しては世帯全体の所得収入で判断されるなど複雑である。そのことで、結果、保険料負担を左右しないよう配慮が必要です。 昨年は秋に2つの台風と大雨による被害で、千葉県内でもなお、自宅にブルーシートをかけ住まいの修繕を待ちながら不自由な生活をされている方々が多数おられます。 住まいを失い、罹災証明書により全壊の判定を受けた方は、3ヶ月程度、健康保険や介護保険の本人負担が免除。しかし、これだけでの甚大な被害。特に高齢者の方だけの世帯にとっては、生活再建のためには経済的な負担は厳しいです。 税も含め、健康保険や介護保険の本人負担については、免除や軽減の措置を災害発生よりせめて1年まで延ばしてほしい。 本来、そういった声を政治や行政が受け止めて動くところ。しかし、千葉県の森田知事は裸の王様であり、私は不信感により期待できない。新しい千葉県知事のもとで被災者支援を進めてほしいです。 |