2020年11月13日 あるツールの投稿掲載 通算5回目の掲載の原文公開を。 毎年11月、千葉県と県内市町村による、ちば国保月間というキャンペーンがある。 市町村国保についての制度や、保険料・税の納付への理解と啓発が目的で、専用のポスターがでるぐらいである。ただ、実際は納付が遅れている世帯を訪問し、納付を促す動きがメイン。 昨年秋の台風被害、コロナ感染により、経済的に厳しく納付が容易でない話が少なくない。 ある都道府県では、税の滞納に加え、各種ローンや消費者金融からの借り入れの返済にも困っている方のための専用相談窓口がある。残念ながら、千葉県にはない。 制度で決まっているから納付せよでなく、抱えている金銭問題をどう解決できるかの相談の仕組みが、この時期だからこそ必要に思う。相談者の事情によっては、福祉の相談機関と連携することもでてくると思う。 もう一つは、市町村国保そのものを目に見えるように。 数年前より、都道府県が関与する制度に変更。それによるメリット・デメリットがはっきり伝わらない。 私の家族3人の試算で、今年度、8万円程度、千葉県内の市町村のあいだで格差がある。 その点も含め、毎年のちば国保月間が、形式だけにならないよう、納付者にわかりやすく行政は動いてほしい。 |