2021年3月 未採用投稿の公開 内容が時期の関係で先に、未採用のものとして掲載します。 長年、乗っていました愛車がついに走行ができなくなり、この半月前より車なしの生活が20年ぶりに。 歩きと交通機関ですが、乗り物を使うことについては苦にはならないので、逆に新鮮さもあります。 館山市及び南房総市で、2つの路線バスの実証実験が運行。私はすでにどちらも利用をしています。 私個人としては、館山市中心部の循環と、館山から三芳を周回するバス路線の必要性を感じていました。冒頭の通り、車なし生活の立場になり、なおさら、その視点にたっての考え方ができます。 2市共同の地域公共交通網形成計画案の意見募集でも書きますが。 私としては、多少のルート変更があったとしても、先々の館山病院の移転も踏まえ、是非とも2つの路線の本格運行を強く希望いたします。私が利用した限りでは、買い物目的が主のように見受けます。 また、そのバス路線のバス停まで向かうことが容易でない方のために、県内のあるタクシー会社6社ではじめた、目的地まで往復確約のサービスについても、この地域の事業者におかれましてご検討を。 駅、バスターミナル、官公庁、病院、ショッピングセンターをつなぐことをベースに、この地域の公共交通が維持されてほしいです。 一方、列車のワンマン運転が問題になっています内房線と外房線。先日、3月のダイヤ改正の全時刻が明らかになりました。 まず、千葉から館山直通が4往復、千葉から勝浦周り安房鴨川直通が下り4本・上り5本に縮小。それ以外の各駅停車は木更津、君津、上総湊、上総一ノ宮で千葉方面からの列車の乗り換えになります。 ひどいのは、内房の朝7時から9時。この間の上下4本は上総湊で乗り換え。館山7時すぎと8時すぎの上りは、上総湊と君津の2駅で乗り換えないと、東京方面の快速や特急に乗ることができません。 また、館山駅8時10分から9時36分の下りと、16時36分から17時52分の上りは空白時間帯。病院の通院、帰りの通勤・通学には影響します。 ダイヤ改正より、九重駅が列車の行き違いができなくなります。館山から千倉は11分の所要時間。列車の遅れが生じた場合は、かなりの影響がでます。 ただ、唯一の救いは、木更津から上総一ノ宮までの直通列車で、君津で総武快速が、上総一ノ宮で京葉快速の接続が取られている点。 正直、申し上げて、ダイヤには一長一短はありますが、わざわざ、ワンマン運転をしなくてもいいように思います。沿線の高校の半ドンの日や、フェリーが発着する浜金谷駅、多数のハイカーがトミーを利用する岩井駅の土休日の状況を思うと、短い編成のワンマン運転列車は、裏目にでるとみています。 知られていませんが、千葉からローカル区間で、朝の通勤時の外房線の蘇我から大網の区間が非常に混雑がひどいと聞きます。当然、そのために列車ダイヤと車両のやりくりが必要であること。その点を沿線自治体や住民に説明すれば、まだ話がわかると思います。 最後に、動物対策と風対策。前者については、以前にも書きましたので割愛します。風対策については、内房線では佐貫町から上総湊以外は、なにも対策はされていません。特に那古船形から館山の区間は、やる必要がないとする鉄道会社の幹部の発言を聞いています。 これから新型車両を走らせるのだから、是非とも、強風時の内房線に乗っていただきたい。どれだけのものかを体験すれば、風対策の工事の必要性が実感できます。 |