『三匹のおっさん』の続編です。
還暦を過ぎた、剣道の達人・キヨ（清田清一）、柔道の達人・シゲ（立花重雄）、機械をの達人ノリ（有村則夫）の三人が、事件を解決していく物語。キヨの孫の祐希や祐希の両親のことも描かれています。

こういう軽くて読みやすくて、それでいてちょっとしんみりしたり、笑い転げられるのがいいですね。
有川浩の作品は、どれも好きですが、このシリーズはその中でも特に好きになりました。


『三匹のおっさん ふたたび』（Amazon）
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いずれの作品も、読んでいて妙に「そうそう」と共感できるストーリーで、心が温まる読後感です。それぞれの家族に、何らかの問題があり、でもそれをうまく乗り越えていきます。

「甘い生活？」
「ハズバンド」
「絵里のエイプリル」
「夫とUFO」
「里帰り」
「妻とマラソン」
の６編が収録された短編集です。


『我が家の問題』（Amazon）
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★★★★☆

宮部みゆきの時代小説は、安心して読めます。
内容がお化けの話ですので、怖ろしい描写もありますが、料理屋の話なので、凝った料理が出てきて、その細かい説明もあり、食べたくなりました。
主人公のおりんが、お化けと遭遇しながらも、家族やいろいろな大人たちに助けられて、たくましく生きていく姿がとても清々しいです。


『あかんべえ』（Amazon）
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★★★★☆

文章がこなれなくて、堅苦しい感じがしました。そして、こんなストーリーなんだろうなと、なんだ、あまりおもしろくないかも、などと思いながら読んでいたら、最後で驚かされました。意外な展開で、まさか、そうなっていたとは・・・。

ということで、ネタバレになるので、かなりよく分からない感想ですが、オススメです。


主人公の検事時代も含めて、佐方貞人シリーズとなっているようですね。


『最後の証人』（Amazon）
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★★★★☆

主人公の星野がバスで連れて行かれる背景、理由、行き先、行った後の処遇など、最後まで明らかにされないままですが、それでも何となく嫌な気分になりませんでした。
不思議なストーリーです。星野の人柄が嫌みなものでないことが、読後感をスッキリさせているのかもしれません。


『バイバイ、ブラックバード』（Amazon）
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★★★★☆

これはハマりました。
今やっている仕事がお客様相談室のようなもの、というのもありますが、いけ好かない上司をやっつけるシーン、難癖を付けてくるやくざを追い払うシーンは、爽快です。
この本は、私たちを元気にしてくれますね。
オススメです！


『神様からひと言』（Amazon）
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★★★★★

人生相談に答える形で書かれていますが、とにかくおもしろいです。
それも、いい加減なわけではなく、自分の経験を踏まえてのことですので、説得力もあります。
オススメです。


『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』（Amazon）
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★★★★☆

両親を殺害された三兄妹が14年後、復讐をするため、ある人物に近づき・・・。

ストーリーは東野圭吾らしさが感じられますが、三兄妹の育った環境や生前の両親の生活など、描写が雑なところが気になります。特に、最後の犯人って・・・。

テレビドラマ化されていたようですが、知りませんでした。


『流星の絆』（Amazon）
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★★★☆☆

久しぶりに読んだ万城目学の作品、現実離れしているストーリーながら、ひょっとしたら実際にあるかもしれないと思わせるところが、魅力です。

日出家に伝わる力を学ぶため、中学卒業後、日出本家に行くことになった日出涼介。
日出本家は、驚くことに、城に住んでいます。そこには同じ歳の長男、日出淡十郎がいて、一緒に高校に通うのですが、淡十郎と同じでということで仕立ててもらった制服がなんと赤。舟で送ってもらい学校に行くと、赤の制服を着ているのは自分と淡十郎だけ。赤が好きと言うことで、勝手に赤の制服にしたらしいことがわかり、そして、Ｃが好きという

まぁ、ストーリーは先が読めるのですが、期待通りにおもしろいです。
それと、三匹の一人の高校生の孫と、別の一人の高校生の娘の恋も絡み、有川浩らしいラブストーリー的な展開も、いいですね。
とにかく、勧善懲悪的なところも、安心して読めるところです。


『三匹のおっさん』（Amazon）
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★★★★★