いいですね。
がんばりましょう!!
僕は2009年というのをあまり意識していませんでしたが、力を結集してなにかをやるには、良いタイミングなのかもしれませんね。
今年は辛い一年になった。一言でいえば、種まきの一年といえるだろう。 前半は比較的好調だった。主力のブログ型ホームページが収益を支えた。 しかし、後半は提携の営業会社さんの協力が得にくくなり、大きな舵取りを求められた。 その大きな一歩は、「地域情報化」というキーワードで語られるだろう。 事業を進めていくにつれ、「自分のため」に頑張る事の限界を感じ始めていた。 ホリエモンに憧れ、「お金」にある種のエネルギーを感じていたのは確かだ。 だが、今仮に自由に使えるお金が1億円あったとして、それを有効に使えるビジョンが明確ではない事に気づいた。 より多くのエネルギーを得るためには、自分以外の「何者か」のために頑張るモチベーションが必要だった。その一つが、愛する街「ヨコハマ」だったのかもしれない。 3月に「横浜地域SNS構築運用実験事業」に応募した。個人事業で応募したのは、僕だけでだった。大いに驚かれ、結果的に採用には至らなかったが、それをきっかけに横浜を愛する多くの仲間に巡り会い、「ハマっち!」の立ち上げや運営に携わることになった。 7月には法人化を果たし、インフォ・ラウンジLLCを立ち上げた。人材紹介ビジネスにも携わり、多くの社長や採用担当者、求職者と会い、大いなる刺激を受けた。 これらは、未だ大きな収益には繋がっていない。ホームページ作成のような単純ビジネスに特化した方が正直儲かる。だが、営業会社が持ってきた、見ず知らずの会社のホームページを作るのはモチベーションが上がらない。自らが工夫して提案したネット戦略が功を奏し、不調だった会社が息を吹き返したり、収益が倍増するような、そんな経営者の喜ぶ顔が、ダイレクトに見たかった。 僕が自分で取ってきたいくつかの案件にはそれがあった。収益は大きくないが、それ以上の喜びがある。それが次へのエネルギーに繋がる。来年は、ホームページ事業と地域情報化を結びつけていく。具体的には地元の企業には、料金を割り引き、安価にホームページを立ち上げてもらう。彼らとは長いスパンでつきあっていく。地域SNSも活用してもらったりしながら、ネットとリアルのより深い協調を実現していく。 地域SNSの交流ネットワークは全国に広がっている。8月には第一回の地域SNS全国フォーラムが兵庫で開催され、多くの地域活性化に興味のある人達の注目を集め、550名の参加者が一堂に集まった。来年は2/28、29の二日間にわたり、第二回を横浜で開催する。「ハマっち!」の運営委員を中心にホスト役にまわる。来場者は1,000人規模になるのではないだろうか。 一つの地域の活性化アイデアが、地域を越えて全国で共有される。すばらしいことなのではないだろうか。地方が疲弊しているという。しかし、その解決策を行政だけに求めるのは酷というものだ。疲弊の真の原因は、地元愛を持つ人達のアイデアと情熱の不足にあるのではないか。そのエネルギーが発信源となり、行政を巻き込むのはいいことだ。しかし、行政は情熱の発信源にはなりにくい。 来年は、横浜の仲間と「地域情報化エージェント」を立ち上げる予定だ。当初は結構大きな枠組みの中でLLCを立ち上げ予定だったが、そちらが進む兆しがないので、技術を中心とした数名のメンバーで一歩ずつでも前に進めたいと思う。新年はこの打ち合わせから始まりそうだ。 「ハマっち!」はOpenSNPというSNSのシステムで動いている。地域SNSにおいては既に全国の十数カ所で採用されているが、実質上一人がこのメンテを請け負っている。こいつをOpen化するプロジェクトが今年の10月に立ち上がった。チームリーダーとして、年明けから活動を本格化するつもりだ。エンタープライズ向けのカスタマイズ案件も、当面の資金源として積極的に受けていく。 資金面で辛い状況はまだしばらくは続きそうだ。でも、もう前に進むしかない。来年はこいつらを一気に花開かせてみせる。勝負の一年だ。 今年一年、ここでは書ききれないほど多くの人達に支えられた。これを読んでくれている人はすべてである。本当に!感謝!感謝!感謝! そして、来年もどうか支え続けて欲しい。よろしく!そしてありがとう! |