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2009年01月18日(日) 
元町の「バナナレコード」に面陳されていた"Joan as Police Woman"が気になり、Amazonで検索した。
知らないアルバムを買うときは外したくないので、なるだけ検索してしてから買うようにしているのだ。
そうしたら「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のコーナーにどこかで見たような写真が。
リンク先に行ってみたら、やっぱり。
アルヘンチーナに扮した「世界最高年齢ダンサー」大野一雄さんをジャケットにした洋楽アルバムでした。

The Crying Light [Import] [from US]
~ Antony and the Johnsons
 ↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001MW0IY8/ref=p…NSSS076R61

我が家の親戚はほとんど全員サラリーマンなのだが、一軒だけ芸術家一家がいる。
彫刻家の井上信道さん一家だ。
奥様も娘さんも画家という家系で、お婿さんは池袋のリブロで働いていた。

井上信道公式サイト
http://www.kanagawarc.org/inoue/

その井上さんは大野一雄さんと付き合いが古く、大野さんの軍服姿を見たことがある、というほどだった。
大野さんが教鞭を執っていた捜真女学校のすぐそばに住んでいるせいか、むかしは大野さんがちょくちょく遊びに来たという。

井上家には大野さんの公演パンフレットがどっさり揃っている。
なかには博報堂が制作したものもあって、やはり有名ダンサーは違うな、と思ったものだった。

井上さんの娘さんは大野さんの薦めで捜真女学校に通っていた。
もちろん大野さんの授業も受けたことがある。
彼女が個展を開くと大野さんがやって来て勝手に踊り出し、会場が即席の舞台になってしまうことがたびたびあった。
大野さんは飛び入りでパフォーマンスするのがだいすきなのだ。

そんなこともあってか、うちの両親は随分昔から大野さんのことを見知っていたという。
曰く「ああ、あれが大野一雄だったの!? 随分異様な人だから、印象に残っていたのよね」

閲覧数2,509 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/01/18 16:04
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