先日行った、 藤嶺祭@藤嶺学園藤沢中学校 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=20814 の高校生の古本市で買った古本です。高校生も読んでいるんですね。 『クライマーズ・ハイ』 http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=6445 を書いた横山秀夫の犯罪小説です。 最初は、ちょっと変わった設定で、どうなることやらと思っていたのです。 しかし、弟と同じ女性を愛し、そしてその女性が兄を選んだために道を外した弟、その弟を母が・・・・ と、話は展開してゆき、次第にこのストーリーの中に引き込まれる自分がいました。 本のカバーに書かれているあらすじは、 深夜の稲村家。女は夫に火を放とうとしている。忍び込みのプロ・真壁修一は侵入した夫婦の寝室で殺意を感じた―。直後に逮捕された真壁は、二年後、刑務所を出所してすぐ、稲村家の秘密を調べ始めた。だが、夫婦は離婚、事件は何も起こっていなかった。思い過ごしだったのか?母に焼き殺された弟の無念を重ね、真壁は女の行方を執拗に追った…。(「消息」より) ということです。 お薦めの一冊です。 『影踏み』(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4396333293?ie=UT…4396333293 ★★★★☆ |