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2008年11月04日(火) 
『Sweet Rain 死神の精度』

以前読んだ
『死神の精度』(伊坂幸太郎・文春文庫)
http://sns.yokohama150.jp/blog/blog.php?key=4297

が映画化され、DVDになっていたので、
借りて観ました。

本では6話で構成され、
「死神の精度」…死神登場編。『ミュージック』を愛する死神と、クレーム処理にうんざりする女性の話の話。
「死神と藤田」…任侠なやくざと死神の話。
「吹雪に死神」…吹雪の洋館で連続殺人が起こる話。推理小説風な死神の話。
「恋愛で死神」…片想いの青年とストーカーに怯える女性、そして死神の話。
「旅路を死神」…殺人犯と旅する死神の話。
「死神対老女」…自分を死神と感づく老女と死神の話。総集編?

となっていましたが、映画では、
・クレーム処理にうんざりする女性の話
・任侠なやくざと死神の話
・自分を死神と感づく老女と死神の話
の3話でした。

人間の死を可とするか否かを判定するための調査に7日間かける
という設定が説明されていない(見逃した?)ため、
本を読まずに映画を観た人は、やくざの話がよくわからなかったかも知れません。

とはいえ、金城武が演じる死神は独特の雰囲気でいいですね。
藤木一恵役の小西真奈美も、どこにでもいそうな地味な役をうまくこなしていました。

人間の死を考えさせる内容ながら、自分とは違う世界を感じるのは
自分が「死」をちゃんと見つめたことがないからでしょうか。

「君は死ぬことについてどう思う?」

公式サイト
http://www.shinigaminoseido.jp/



★★★★☆

閲覧数2,267 カテゴリ最近観た映画・DVD・Blu-ray 投稿日時2008/11/04 23:57
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