こういう情報は、事前に掲載すると、興味のある方々が参加できるのでしょうが、 私自身、参加できるかどうか微妙だったので、開催後の掲載になってしまいました。 東京大学空間情報科学研究センター 寄付研究部門「空間情報社会研究イニシアティブ」 第八回公開シンポジウム 「地域を売りこめ!~加速化する観光立国戦略に貢献できること」 http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20091116/ 13:00-13:10 挨拶 東京大学空間情報科学研究センター 特任教授 山田 晴利 13:10-13:40 講演「最近の観光政策の動向」 日本政府観光局(独立行政法人国際観光振興機構)総務部長 加藤 英一 13:40-14:10 講演「日本旅行の取組について」 株式会社日本旅行 講演者未定 14:10-14:40 講演「ユビキタス時代の人流~『地域営業本部長』の立場から」 石川県加賀市長(元高崎経済大学教授) 寺前 秀一 (Coffee break 30分) 15:10-15:40 講演「観光を基軸とした地域活性化戦略」 株式会社ジェイティービー 旅行マーケティング戦略部 萩野 隆二 15:40-16:10 講演「思い出作り・まちあるき・まちおこしを演出するソーシャルモバイルサービス」 東京大学空間情報科学研究センター 准教授 有川 正俊 16:10-16:40 講演「地域ブランドabicプロジェクトの取組について」 株式会社電通中部支社マーケティング・プランニング室 若林 宏保 16:40-16:50 技術紹介「地域における人の流れを視る」 東京大学空間情報科学研究センター 特任講師 関本 義秀 (休憩10分) 17:00-17:55 パネルディスカション コーディネータ:東京大学空間情報科学研究センター 特任教授 今井 修 パネラー:講演者 17:55 閉会 今回のシンポジウムでは、観光立国推進基本法、観光庁の設立や予算額の増額など益々注目される観光産業について、観光立国の実現のために不可欠である観光資源の創造や観光情報の整備や発信について、産官学の第一線で御活躍されている方々が講演されました。 ところで、 観光の経済効果として、人口減少社会で次のような試算がされています。 定住人口 総人口:1億2800万人 一人あたり消費額:121万円 外国人旅行者 旅行者数:756万人 旅行消費額:1.4兆円 一人一回あたり消費額18万円 国内旅行者 旅行者数:5億9009万人 うち宿泊:2億8882万人 うち日帰り:3億127万人 旅行消費額:20.4兆円 うち宿泊:15.7兆円 うち日帰り:4.7兆円 一人一回あたり消費額(宿泊):5万4千円 一人一回あたり消費額(日帰り):1万6千円 これにより、減少する(定住)人口一人分を、旅行者により補おうとすると、 外国人旅行者では7人分 国内旅行者(宿泊)では22人分 国内旅行者(日帰り)では77人分 が必要ということになるそうです。 このほか、 有名な観光旅館に泊まるという旅行形態から、 旅行先の地域の住民と触れ合ったり、様々な体験をしたりという旅行が、人気になっているという話もされていました。 いずれにしても、財政状況や新型インフルエンザの影響で、観光産業はとても厳しい状況にあるようです。 そういう意味でも、開国博Y150は、横浜へ観光客を呼び込むことに成功し、経済効果はおおいに期待できるものと思います。 |