いやぁ、実におもしろいドラマでした。 木村拓哉演じる小学校の教師、朝倉啓太が、父の後を継いで補欠選挙に出馬し、政治家になります。新人議員の立場でありながら、あろうことか政党の思惑で総理大臣に。 しかし、常に一般の国民目線で政治に取り組み、政治を知ろうという努力を惜しまない姿勢は、観ていて好感が持てました。このドラマを観て、政治に関心を持った人もいるのではないでしょうか。 そして彼を持ち上げ、自らは官房長官として朝倉を陰で操ろうとする、日本政友党の神林正一(寺尾聰)や実際に参議院議員を経験している中村敦夫が演じる小野田朝雄衆議院議員らとのやりとりも、政治の世界からは常識外れではあっても私たちから見れば、とても興味深いやりとりでした。 総理を取り巻く秘書官たちが、若い総理に反発しながらも、次第に彼の性格に触れ、一致団結して協力するようになる様子も、心温まるものです。 このドラマそのままとは思いませんが、官僚の世界、政治の世界を垣間見た気がします。 DVD(Amazon) http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0016HO2T6?ie=UT…B0016HO2T6 ★★★★★ |