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毎日はこんなです
ロゴ作成計画だけなら、一年間もやらんわい。
この記者はアンチ市民参加なんだろうけど
昔ね宇宙飛行士の野口さん(現在ISS搭乗中)が言ってた言葉があってですね、よく引用するのですが、やはり宇宙に行ってしまう人がいう言葉は深い。
自分を蟻だと仮定して地面に書かれた一本の直線の上を前後にだけ行進する蟻を一次元蟻としよう。彼らは「石ころ」という問題の出現に前進できなくなる。だが好奇心のある何匹かの蟻が線の外に出てみようと思い立つ。すると「石ころ問題」をかわり次の世界を目にすることが出来る。彼らは横の動きに対応できる「2次元蟻」だ 。その後みんなの意識が2次元になれば向こう側へついていける。次にあらわれたのは大きな壁である。前後に加えて左右の動きしか知らない2次元蟻たちには壁の向こう側を知ることが出来ない。だが何匹かの勇敢な蟻たちが命懸けで上へ登ろうとする。登りもしない蟻たちに批判されていながらもそれでも行く。上下の動きを手に入れた蟻たちは「3次元蟻」となり新たな世界への道を作る。
ここからは私の愛読書「宇宙兄弟」からなんですが、2次元蟻の世界にとどまっている人に意義や言葉ではなかなか伝わらない。3次元に(漫画では宇宙といっている)連れていくしかないよと。
まさにこのとおりなんですわ。新しい感覚。それはきっと自分のできることが社会のためになにかできているんじゃなかろうかという感覚など、体験させなきゃわからんのだ何を言っても。
少なくともイマジンにかかわった人たちは3次元蟻ですわよ。2次元のペーパーからえられた情報の向こうに行った人たちだわ
それってすばらしいことですわよ
そういえばですがこんなコトがありました。
プロジェクトの進行中にはプライバシーに関わるかと思って、伏せていたことなんですが、
5月に行われたワールドカフェ後、事務局にとある手紙が届きました。
事務局メンバーは言葉を失いました。
そこには
「私は自殺を考えていました。誰に何を話しても、誰も聞いてくれない。
でもワールドカフェではみんなが話を聞いてくれた。
今後もこのような機会を設けてくれることを希望します」
期待ということばはすごいよく聞いたのですが、
希望ということばにはかなり後押しされました。
後の出張ワールドカフェは25回を数えたのですが、予算が途切れても、場を持ち続ける必要があるなとおもっていました。
誰が送ってきてくれた手紙なのか、不明でしたし、
事務局としては命に関わることなので、 対応に困ったのも事実なのですが、
多くが新しい世界を見ることができたんじゃないかなと
思わせてくれるエピソードでした。
では3次元蟻のみなさん、ごきげんよう
※参考文献
野口総一「宇宙においでよ!」
小山宙哉「宇宙兄弟③」