アメリカのセミって17年ないしは13年生きるのがほとんどらしいですね。 日本のセミは7年がほとんど。 これは素数なわけだ。 たとえば、10年生きるセミと17年生きるセミと20年生きるセミがこの世に存在したとする。 10年のセミと17年のセミが交わると 10年のセミと17年のセミが生まれる。 すると10年のセミは20年のセミと出会うことができる。 そのかわり17年のセミとは交わることができない で、10年のセミと20年のセミが交わると 10年のセミと20年のセミが生まれるわけだ 2匹のセミが交わると2種類のの寿命の長さをもつセミが バラバラに生まれるわけだ。 バラバラに生まれる=圧倒的多数を達成できない。つまり外敵に食われて子孫を残すことができにくくなっていくのである。 要するにほかの寿命を持つセミと交わらなくて済む素数を選ぶことできっちりと17年の寿命を持つセミの子孫を圧倒的多数で残すことができるのだ。 トカゲなどの外敵に食われても、圧倒的多数を持っているので絶えることはない。 こんな自然淘汰の世界に素数。 外敵を守るために素数を武器にする。 セミの寿命に素数が多いのはこういうことなんだそう いつでしたかね、アメリカでセミが大量発生した年があって、それはその周期に当たっているからでしたね。 |