僕もそのA4の説明文が欲しいくらいですね?
素晴らしいお仕事、ご苦労様でした。
先日横須賀ベース内演奏会で箏クラスの合奏に際し、アメリカ女性に和服を着せてより和風を味わってもらったが、不思議に皆よく似合い大変喜ばれ、大汗かいて着せた甲斐があったと嬉しかった。 その時「知らないって、気楽だな~」とつくずく感じたことを、今後誰かの役に立てばと思いここに書いてみます。 まず、アメリカ人は「着物を着る」ことは和服一枚を羽織ればいいと思っているようです。 「演奏会では和服を着ましょうね」と伝えた後日、一人の女性は得意げに、「キモノを買った」(中古だけれど縫いとりのある品の好い「つけ下げ」)と見せてくれました。 「ワァ~!、素敵」。 そこで私は「はた!」と気がついた、 「それだけでは着ることは出来ないのよ~・・・・」。 和服の下には下着がいるし、その下着を着るには「紐・伊達締め」などの小物もいる。 そこで急きょ、「着物を着るにはこれだけの部品が必要」という一覧表を、下着から着る順番と使用する半襟や紐の数まで事細かに番号をつけ書きだした。 次に帯。帯山がいるし、帯揚げも、帯板も、帯止(帯締め)もいる。 そして最後に、足袋と草履。 ついでだから着物や履物には「格」があることも伝えるべきだと思い、ランク別にし簡単に布地や材質のことまで書き添えておいた。 後は写真を見るか本で見るかインターネットで調べるようにと書き、A4紙2枚の説明文を各自に渡して、ハイ!ご苦労さん。 日本人でもなかなか理解されていない「日本」のいろいろな『ことがら』を、それぞれの分野に関与する人は、真実を理解して概略だけでも、外国の方々に伝えて欲しいなと、僭越ながら思っているのだが・・・・皆さんは百も承知のことでしょうね。 お節介で余計なことだったかな~? |