*4月29日 私が毎月金曜日定期演奏をしている介護福祉施設の「太陽の國・ホール」で、箏+鼓+踊りを入所者達にご披露した。 太陽の國の3階まで吹き抜けの大ホール全体にコダマする重厚な鼓の音、ひときわ華やかな舞い、そして箏の音。いつも一人で箏を弾いている会場は、急に豪華な雰囲気に膨れ上がった感じだ。そしてなかなか一人では出歩けない入所者達にも大満足大好評だった。 次の週、通常通り一人箏の演奏に伺ったら、口々に「この間はよかったね」 私「きれいだったでしょ。またお願いしましょうね」 「先生もきれいだったよ」「うん、楽しみにしているね」 私にまで気を使ってお世辞を言って下さったが、やはりとても楽しく堪能でき満足げだった。 太陽の國の「本物を、良いものを、ご披露する」趣旨を再認識し、本格的内容の出し物を正確にお見せすることが大切なことと再度痛感。 鼓と舞いの協力を得て実施できてよかったと、総てに充実感と満足感を味わえた。 (写真1.最後に入所者代表から施設長の介添えで、花束贈呈を受ける) *5月5日 今年の連休は天候に恵まれ、何処も大賑わいの様子や大混雑の車列を、「連休はずらして休めないのかしら」と思いながら「世間の大混雑お疲れ様連休」をTVを通して身近に感じていた。 ・・・ところが、毎年絶対連休は動かないことに決めている私なのだが、今年は三溪園で急に演奏することになった。 鼓奏者・今井尋也さんと二人で、三溪園内の大池に突き出た小島の東屋風建物、「涵花亭(かんかてい)」 にて、 箏+鼓の音を満開のツツジの花の間から池面に響かせ、大勢の来園者にも和風を堪能していただき、沢山の拍手に包まれ楽しく演奏でき気持ち良い連休の最終日を終えることが出来た。 (写真2.私のカメラで演奏中を写せなかったのが残念だが・・・) *5月15日 私は毎週水曜日演奏指導に行っている、米海軍横須賀基地内コミュニティセンターの「コミュニティセンター祭り」があった。 ステージ使用のクラスは、ピアノ、バイオリン、ギター、箏、日本舞踊、バレー、社交ダンス、タップダンス、ベリーダンス、と各クラスの発表会のようなもので、プログラムは朝9:00から夕方5:00頃まで、各30分と持ち時間を区切って盛り沢山。 其々充実した楽しく綺麗で可愛く豪華な内容。2~5歳までのダンスクラスは20名位の幼児達がシッカリしたアメリカ人指導者のもと、当日一番人気だったと思うほど人気があったし、他の出し物もそれぞれ気合が入っていて、大変見ごたえのあるプログラムだった。 箏を習うアメリカの生徒たちは、日本の伝統楽器・箏を好み毎週真剣に学んでいる。 一部の日本人に見かける「気楽に一寸習ってみるか」とか、カナシイ日本人的「虚栄心」とかだけで関与するのではなく、内容を良く把握し心からその楽器・音色が好きだとなってから始めるので、皆貪欲に励み努力しその進歩はとても速い。 今回も初めてから3カ月なのに皆と一緒に最後まで弾きとおした人にはその努力と熱意に感心し嬉しくなった。 (写真3.是非アメリカ人の雄姿と心意気を見て欲しいので・・・) |