10月28日の地元の房日新聞紙面より。 館山市と地元団体2者は、内房線を運行する鉄道会社の千葉支社に要望活動をしたそうです。 要望事項は、 減便となった特急さざなみ号の復元、期日指定運行臨時列車の定期運行 快速列車の館山までの延長 鉄道会社とのタイアップの関連行事の継続実施 キャラクタートレインの車両の導入ほか7項目 終始お互い様の問題認識を確認しながらのやり取りしたようです。 その上で、私から見解を申し上げます。 正直申し上げまして、いまさらという想いです。 館山市の金丸市長が、鉄道会社への要望活動は今回含め、たった2回。やる気の度合い、問題意識は高いとは言えない。館山市としてやることは構いませんが、他の内房線沿線市町村に声をかけなかったのか。逆に協力しなかったのか。 行政が要望活動する組織として、千葉県JR線促進期成同盟があります。館山市はその同盟の副会長であり、内房線対策部会長である。内房線沿線自治体をまとめる立場である。残念ながら、そのような立ち回りを見受けない。 要望事項としては、ほとんど、可能性は低い。 工事が始まる上総湊から佐貫町の区間での防風柵の設置。これらを含め、雨と風に耐えられる防災工事と、スピードアップのための工事を国や県の支援、あるいは外房線の複線化工事で用いた、資金を自治体から鉄道会社に貸し付けることの検討。 平成16年10月以降、君津駅での意図的に快速の接続をさせない列車ダイヤを見直すこと。ローカル線の限られた本数の中で、列車の接続は生命線であります。 袖ヶ浦、巌根、大貫、青堀の4駅にある遠隔操作の券売機。これが館山駅、安房鴨川駅にあるような指定券発売機に置き換えが計画している。これが実行されると、購入できるきっぷ、Suicaの諸手続に制約がでてきます。 点字ブロックも。 浜金谷と千歳の2駅以外は全面的に改良が必要です。 巌根の快速停車か決まり、千葉から50キロ以内の駅から千葉をスルーした直通列車の増発が検討。 館山市の前の市長の辻田さんが、 館山もなめられたもんだ 平成18年9月の特急減本に対する発言。 この言葉を内房線沿線のみなさまは、しっかりかみしめてほしい。 その気になれば、やる気になれば、可能性はあります。 |