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2012年03月26日(月) 
この日横浜高校の勝利は実に危なげないものだったと思う。初戦としては上々だろう。このあたり昨夏の経験も十分に生きていたのかもしれない。ナイスゲームではあった。

もっとも全く注文がなかったわけでもなく、オフェンスには物足りなさを感じたファンも多々いたことだろう。実際それは私自身も同感だし、何より渡辺監督の第一声がそれだったというのもいかに攻撃面での不足感が見た目には漂っていたかを物語っている。ただ、相手の高知エース坂本も回を追うごとに立ち直って失投が徐々に少なくなっていったため必ずしも責められない部分はあったと思う。逆にそうしたチャンスが減っていく中でその少ないチャンスを低めの球でも叩きつけるバッティングをするなどして活路を見いだしたのはむしろさすがだったという声がもう少しあってもいいだろう。
それでも、もっとファールで粘ってボールを投げさせ、相手投手からスタミナを奪い、ボールをよく見極めて甘く入ったところを叩く…そういったところでもう少し粘り強さがあってもよかったと思うので、多分渡辺監督も同感だと思うが次回以降の試合でそういう攻撃ができるかがキーとなる。その意味では攻撃面では確かに課題が残った。

これに対してディフェンス面は完璧だった。放送席などから「もっときっちり点をとらないと嫌なムードから流れがかわる」などといった話がでていたが、確かにそれもいえるにしろエース柳をはじめあの調子で守りきれさえすれば最小得点でも十分なほどだった。エースのコントロールに申し分がなく、野手も内外野とも少々の厳しい当たりなら難なくこなし、外野手は打球の行方をよく計算していた。まさに鉄壁。ほとんど危なげなかった。

もっとも、渡辺監督が好投したエース柳について「球威も球のキレもイマイチで悪いなりに低めを心がけてよく投げた。
ボールが散らばっていたため相手も狙い球が絞れず、(できが悪かったことで)ケガの巧妙だったのでは」という見方をしていたのが意外ではあったのだが…(苦笑)
しかしもしそうだとすれば、とりわけエース柳にとっては「こんなときはこういう試合の作り方もあるんだな」ということで勉強にもなったこともあったかもしれない。
よく「甲子園で一戦一戦選手達が成長した」という声を聞くが、投打ともそうした手応えや収穫の積み重ねで甲子園のような大舞台で戦ってこそ本番で試合を重ねることでさらに進化し、大きくなっていくのかもしれない。

閲覧数732 カテゴリスポーツ コメント0 投稿日時2012/03/26 11:32
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