先日の報道で、NHKを退職されたアナウンサーの堀潤さんのことが報じられています。 私のこの動きに関しての結論としては、 よく信念をまげずに行動された と理解をします。 一昨年の震災及び原発事故を受けての報道のあり方、留学先での映画の製作に関わり、さらに自身で報道される中身に対する考えを明らかにすること。 組織の一員としては、確かにあらぬ誤解などが生じることがあるかもしれません。しかし、一人の人として、報道に携わる立場でありながら、自分の考えをしっかり口にされることは、私個人的には間違ったものではないと思う。 NHKはご承知の通り、国鉄改革に関わる人物がトップにおられます。国鉄の分割民営化は、良好な会社経営の長所と人間関係とくに労働組合そのものの存在を薄くしてしまった短所があると思います。 もし、トップの方が、国鉄改革で経験したことにもとづき、堀潤さんの活躍の場の制限をかけるようなことにつながる動きをされたとしたら、これは大変、理解に苦しむ。 つまり、排除の論理を手段として使うという可能性があれば、公共放送のトップとして、人として不信感を持たざるを得ません。 別の言い方をすると、昨年、ラジオのレギュラー番組を降板を経験した小島慶子さんと重なる部分がある。 言い過ぎではないと思うが。 |