本日2日の東京新聞の朝刊。 JR亀有駅から横浜駅まで、通常の乗車券購入より、Suica・PASMOのICカードを使用すると130円の割高。逆に亀有駅から品川まではICカードの方が50円割安になるとか。 原因は運賃の計算方法。 ICカードはあいだに他の私鉄が乗車区間に含まれると、前後のJR乗車区間は別区間で計算。一方、通常の乗車券の場合は前後のJR乗車区間は通算距離で計算。 これは早速、国会の委員会審議でも取り上げられ、監督官庁の国土交通省は鉄道会社へ改善指示の答弁。 しかし、鉄道会社側はかなりの消極的で、システム改善が容易でないという。 あえていいます。 これは改善はできると思います。 ようはこういった、他の私鉄がまたがった場合の処理は、途中駅の連絡改札の装置を手直しを行えば、できるように思う。 それと。鉄道会社は肝心なことを忘れている。 駅には運賃・料金表があります。もし、今回のようなケースで、関係する駅の運賃表が割高・割安でない表示で、お客さんに案内をしているとしたら、これは問題にならないのか。つまり、通常の乗車券とICカードのそれぞれの利用のお客さんで区別をつけていると指摘を受けてもやむ得ないし、これこそ重大である。 目先の利益追求ばかりに走っている結果のように思う。 |