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2008年04月21日(月) 
『地域猫』という言葉を知っている方は意外と少ないのではと思います。

私は、西区で地域猫の活動をしているイラストレーターのまやさんと、市民活動の交流会で知り合って、初めて知りました。

Wikipediaによれば、地域猫とは。。。
「特定の所有者(飼い主)がいない猫で、かつその猫が住みつく地域の猫好きな複数の住民たちの協力によって世話され、また管理されている猫のこと」
をさすのだそうです。
飼い猫でも野良猫でもないのです。
管理というのは
地域猫に、去勢・避妊の手術を受けさせ増やさないようにしたり、糞の処理・排泄のしつけ・猫が侵入してはいけない場所に侵入できないように管理したりして、人間と共生できるようにする活動をさします。ただの餌やり活動ではありません。

この活動は1997年に磯子区ではじめられ全国に広まったそうです。西区では「地域猫制度」もあり、猫の飼い方のガイドラインも設けられているそうです。

制度があるからといってすべてが解決されるはずもなく、猫嫌いの方や猫の習性を理解できない方との摩擦は絶えないことは、容易に想像がつきます。

私は猫が好きで今も1匹飼っていますが、外にも出すので、近隣のお家に糞をして嫌がられて、罠にでもはめられたらどうしようと考えたりします。
よそのオス猫が家の庭にマーキングしても「被害にあった」とまで感じませんが、嫌いな方にはたまらないだろうなと思います。
都心では少ないのですが、地方では「そと猫」(外で飼う猫)をよく見ます。しかも去勢や避妊手術をしないので、増えますし、マーキングもします。ご飯も足りなければごみもあさって野良猫と変わりありません。猫を飼う方のマナーも知ってもらわなくてはいけません。

なんだか喫煙のマナー問題にも似ていますが、相手は生き物なので、人間の都合だけではうまくいきません。

そもそも、野良猫はなんでいるのでしょう?人間が捨てたからですよね。。。。
切ないです。

昨日の夕方、旧若葉台西中学校の昇降口を出ると、草むらから猫が声をかけてきたんです。
その子は首輪をしているので
「お家に帰ってごはんをもらいなさい」
って言ったのですが、飼い猫ではないのだそうです。野良猫たちに餌をやっているおじさんから聞きました。

そこで地域猫の活動を思い出し、どうにかならないものかな。。。と書いてみました。
なんにもいい案は浮かびません。


閲覧数6,140 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2008/04/21 18:36
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2008/04/21 18:51
    私たちは、こういう猫を「コミュニティねこ」と呼んでましたが、ちゃんと、そういう呼び名があったんですね。

    関内近辺にも大変多いです。
    日本大通にいる猫たちは近所にある日本銀行にちなんで「ドル」とか「ポンド」とか「フラン」とか、お金の名前がついてます。

    関内の飲み屋街の裏通りや、万国橋倉庫のあたりにもいます。やはり、餌をあげに来る人が何人かいるようですね。通りがかるとかわいい猫たちがじゃれてたりするので癒しを感じていますが、よく考えると問題ですよね。


    地域猫制度
    http://www.geocities.jp/nekojaracjp/chiikineko.html

    地域猫-Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E7%8C%AB

    東京都福生市
    http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/environment/ani…0a1eh.html
    次項有
  • 2008/04/21 21:35
    キサさん
     個人的にはどんなに頑張っても野外で飼育?している限り軋轢は発生すると思います。

     地方とは違い、住宅密集地などで地域ネコとして飼うのなら、家猫として施設内で飼ううにしないと飼う責任は果たせないのではないかと思います。。。

     世知がないとは思いますけどね。
    次項有
  • 2008/04/22 09:23
    sugi-さん
    我々は、よく行く焼鳥屋「ねぎま」の前に暮らすネコたちのことを「コミュニティ・ネコ」と呼んでます(^^)!
    次項有
  • 2008/04/22 11:01
    鉛筆tamaさん
    >もり・ゆかさま

    ふっさにもあるのですね。制度。
    貼り付けありがとうございます。

    >日本大通にいる猫たちは近所にある日本銀行にちなんで「ドル」とか「ポンド」とか「フラン」とか、お金の名前がついてます。

    いいですね。
    高校生のときに学校に住んでいた猫を、学食のおばちゃんや生徒たちで世話をしていたのですが、人によって呼び名が違っておかしかったです。
    mixiにも書いたことがあるのですが。。。その猫は、私が気づいたときには既に妊娠していました。そして、女子更衣室で出産してしまい、教頭先生が保健所に通報して処分されてしまいました。いずれ避妊手術に連れて行こうと思っていたのに。そのときの教頭先生の言い訳は「気持ち悪かったから」でした。そのときはただただ泣き崩れてしまいましたが、今だったら「お前も気持ち悪いから私が処分してやろうか?」くらい言えるかもしれません。








    次項有
  • 2008/04/22 11:24
    鉛筆tamaさん
    >キサさま

    はじめまして。
    そのとおり。軋轢が必ず生じるんです。
    マナーについての考え方を統一することは大変なことです。

    子育てや喫煙の考え方も話し合える場がないと、ご近所のトラブルになりそうですね。
    住宅密集地だから、子どもは外で大きな声を出して遊んではいけないとか、換気扇でたばこの煙を外に出してはいけない。。。なんてエスカレートしそうです。

    たばこだって嗜好品にすぎないのに、自治体や企業が喫煙所を設けたり、ポケット灰皿を配ったりして、制限とマナー向上にずいぶんとお金をかけています。
    喫煙者数と猫の数は比にならないかもしれません。でも、根本にある、命を粗末にする行為=捨て猫(犬なども)も社会問題として真剣に取り組まなくてはいけないと思います。自治体がマナー向上にお金を費やしてもよいのではと思うことがあります。

    ゴミ箱を増やすとゴミが増えるように、捨て猫の受け皿を増やしたら捨て猫も増えてしまいます。
    ですから、今の地域猫制度だけでは足りないかもしれません。

    もう少しマナーを見直し、それからの啓蒙活動が必要です。
    さあ、誰がやる?

    次項有
  • 2008/04/22 11:30
    鉛筆tamaさん
    >sugi-さま

    「コミュニティ・ネコ」って素敵なひびきですね。中区ではそう呼びましょう!

    焼き鳥屋のまわりにいるから
    すなぎもの「すなちゃん」
    かしらの「かしちゃん」
    ぼんじりの「ぼんちゃん」
    なんこつの「なんちゃん」
    なんていうのはいかがでしょう?





    次項有
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