2013年10月29日 房日新聞・読者コーナーでの私の投書 今年4本目、通算37本目の掲載になります。 以下、原文を公開します。 本年10月16日に通過をした台風26号。千葉県でも各地で被害をもたらしました。 内房線においても、上総湊から竹岡の区間の湊川鉄橋、天神山トンネル付近で土砂崩れ被害で4日間、不通になりました。 過去、この時期の台風などで、度々、内房線は被害を受けています。 昭和57年に1箇所、平成8年に6箇所、平成18年に2箇所で沿線で土砂崩れなどの被害がありました。 それに加え、佐貫町から上総湊、岩井から館山にかけては強風で列車が止まることが少なくないです。 私は一時的な被害箇所の復旧作業、または防風柵の設置だけですませるのでなく、この際、内房線の防災工事を抜本的にやるべきではないでしょうか。 沿線で過去、現在の災害の箇所をリストアップ。その現場の状態を調査し、大まかな工事計画を作成。 この工事計画の中で、平成8年12月に房日の読者コーナー掲載の私の、内房線高速運転化構想私案で書きました速度向上を兼ねた工事も含ませます。 資金については。 外房線の上総一ノ宮から勝浦までの部分複線化工事で用いられた、沿線自治体、各種団体からによる基金をつくり、それをJR側に工事費を貸し付ける方法であれば、不可能ではないと思います。 加えて、鉄道建設運輸施設整備機構の独立行政法人からの補助が受けられるかどうかも模索をすること。 高速バスにお客さんが奪われているからということでなく、地域の交通機関として残すべき内房線であれば、私はやるべきと思います。 みなさま、不便に対する不満を口にする前に、どうしたらいいのかを、考えましょう。 |