あらためて、平成8・9年のJR外房線の部分複線化工事について、調べ直しをしました。 当初はJR側は工事には難色を示していたそうです。 しかしながら、当時の勝浦市で8期つとめた山口市長の動きもあり、 千葉県が67億円、外房線沿線自治体が13億円を貸付。 さらに地元の各種団体からの寄付なとで20億円。 合計100億円を調達することで合意した記録がありました。 千葉県総務部財政課のサイトより。 平成19・20年度の千葉県の決算の中で、 外房線の複線化工事貸付事業が、地方債を財源とする貸付金の償還金→貸付金の返納 という掲載がありました。 国土交通省と鉄道建設運輸施設整備機構では、 幹線鉄道整備の自治体単独助成事業 という項目で、平成8年に外房線の工事が適用になっていました。 外房線沿線の夷隅郡市広域市町村圏事務組合のサイトより。 外房線複線化工事事業の特別会計と貸付要綱の掲載があり、貸付金は10年間で償還と掲載 夷隅郡御宿町のいつの年度かはわかりませんが、夷隅郡市広域市町村圏事務組合への負担金として、外房線の複線化工事事業の支出の項目が、同町のサイトでわかりました。 以上、調べ直しの中身です。 これにより、私が房日新聞の投書で書きました通り、内房線に関する速度向上の線路改良を含めた防災工事の実施はできるものと思います。 |