2014年2月22日 房日新聞社・読者コーナー掲載の私の投書 通算39本目の掲載 上記の通り、私の投書が掲載になりましたので原文を公開いたします。 平成5年2月18日、岩井駅をはじめ千葉県内のローカル駅を対象とした夜間無人化の合理化がありました。 このことは私にとっては一生忘れるわけにはいきません。 平成18年以降、今日まで、千葉県内のJR駅で、駅員は駐在するものの有人のきっぷうりば・みどりの窓口が順次、廃止し券売機のみの駅が増えています。 本年2月23日、内房線の長浦駅で新しい駅舎が竣工すると同時にみどりの窓口が廃止に。すでに2年前には袖ヶ浦駅ではみどりの窓口が廃止になり、袖ヶ浦市内では住民がこの合理化の対策のための連絡協議会をたちあげています。 きたる3月のダイヤ改正にあわせ、11の駅でみどりの窓口が廃止、本納と上総湊の各駅では夜間無人化が予定。 このことにより、直接、地元の駅できっぷを買う機会が失い、交通弱者、特に障害がある方の割引のきっぷの購入やきっぷの払い戻しができないケースがでてきます。 このような合理化は、地元地域にはマイナスの影響はもちろんではありますが、車社会にどっぷり浸かっている私たちは、公共交通機関である鉄道駅を今後、どうしていくべきか、真剣に考える時期ではないでしょうか。 最近は単なる駅としてでなく、複数の機能を持たせる合築駅舎への建設が増えています。 今月は雪の天候が続きました。もしも、帰宅困難の方が生じた場合に、駅は一時的な避難できる場所に位置づけるべきです。 和田浦駅では海側にあらたに改札をもうける計画があるようです。3年前のあの震災の津波を考えれば、緊急の避難通路を建設し、万一の場合にその通路をつかって駅のホームや駅舎にひなんできるようにする必要が考えられます。 可能な限り、日常生活や来訪者のために使い勝手のよい人が集まる場所としての鉄道の駅が望まれます。 参考 みどりの窓口がすでに廃止または廃止予定の駅 両国、平井、下総中山、東船橋、幕張、西千葉、東松戸、市川大野、潮見、葛西臨海公園、市川塩浜、二俣新町、南船橋、検見川浜、千葉みなと、物井、横芝、八日市場、布佐、鹿島神宮、東金、誉田、土気、本納、八幡宿、長浦、袖ヶ浦、巌根、青堀、大貫 あらたに夜間無人化 御宿=昨年より、本納、上総湊 |