2014年10月31日 館山市コミュニティセンター開催の館山市議会の議会基本条例案に関する意見交換 60人程度の参加 すでに11月1日の千葉日報の紙面で掲載がありましたが、千葉県南部の地方議会ではじめて、検討がされている館山市議会の議会基本条例案についての意見交換にいってきました。 私は館山市の住民ではありませんが、先方でやりとりをしている議員の方の配慮により、伺うことができました。 集まりの前半が条例案の説明、後半が質疑応答。 最初に。 私が思いましたのは。 来春、自分たちの選挙が控えていることを議員の方、この集まりに参加された方が認識の上で、この条例案について真剣にやりとりがされた点です。 完全なかたちではないかもしれませんが、ぜひ、12月の定例議会で成立を切望します。 質疑応答など 議会の運営の原則及び議員の活動原則について、より具体的に明記を→条例案の全文にあらかたかかれており、あらためて、条文などは設けないとしました。 全員協議会についての条文について、より具体的に→全員協議会については議会の規定で、原則公開となっています。 議会報告会については→年一回の開催で、市内3箇所を会場に、議員が3つに分かれて開催ができればと思います。年間、複数回の開催は参加状況をみながら検討をしていきたい 議員の態度表明等について→議員が議案や施策に対してどのような意思で賛否と考えをもっているのかを情報提供できるようにしたい 議会費・議会事務局について→予算は執行部が出しますが、その中で議会費が盛り込まれている。議会事務局は現在4人の体制であるが、政策立案など議員が活動がしやすくできるよう、事務局の体制について、執行部と相談をしたい 自由討議について→これについては先進地の地方議会を参考に、どのようなかたちでやるか、検討をしていく 政務活動費の実態→館山市議会は年間一人10万円まで。1円以上でも領収書の添付を求め、内容は閲覧可能。 政務活動費の報告と公表はなるべく9月より前にできるようにはしたい。 議会広報について→今回の意見交換でいただいたご意見に対する回答をはじめ、議会の動向はホームページに公表をすすめていく。インターネット放送があまり画像が鮮明ではないので、それも含め、広報がきちんと市民の方に伝わるようしていく。 政治倫理について→当初、この議会基本条例案と同時進行で進める予定でしたが、次の12月の議会で素案を用意したい。政治倫理は議会に限らず、政治家である執行部の長である市長にも関わる話でもあるので、条例案ができるまでお時間をいただきたい。 議員報酬について→館山市特別職報酬等審議会で報酬について諮問される。審議会には議員がメンバーとして加わっています。 そのほかに、対象とする市民の位置づけ、議員のほかの役職の兼任・兼務のあり方についてありました。後者については、議員の間で検討をするようです。 以上が、私がその場で聞き取った内容をまとめたものです。 正確な内容については、館山市議会のホームページで。 11月27日に次回の特別委員会の会議があり、条例案の確定、意見募集で寄せられた意見などの回答や反映について議論されると思います。 写真1枚目は館山市議会の議会基本条例案の配布冊子、2枚目は鴨川市議会の8月の議会だよりで議決結果・賛否の公表の掲載部分、3枚目は長野県辰野町議会の8月の議会だよりで議会報告会の掲載部分。 |