平成26年9月26日 千葉県南房総市富山公民館での市政懇談会。 参加者は100人。 19時より20時30分まで開催。 市長より20分、質疑応答が1時間10分と、多くの方が市長とやりとりをしました。 最初に石井市長より、主な施策・事業4つと、各旧町村ごとの施策・事業の説明が。 市役所の新庁舎、財政、千倉に予定しているゴミ処理施設、2つの環境衛生組合の施設更新。富山の小中一貫校の建設と富山保健福祉センターの現状についてでした。 市役所の新庁舎とゴミ処理施設の事業負担がそれぞれ50億程度。各衛生組合の施設更新が30から40億程度の費用。 財政については、国からの支援が受けられなる15年後で35億円の歳入不足。 毎年、15億円程度の黒字会計により、その分を基金に積み立て。将来、15億程度の赤字が予想される。 一方で国からの支援が受けられる期間の中で、やれる事業は進めていくとのこと。 参加者との質疑応答では、 一次産業と道の駅について 耕作放棄地の問題 漁業の問題 公共交通の問題 防災無線放送の受信機で地区の集会場への設置の問題と、朝夕の通学の時間帯に児童・生徒が登下校している放送アナウンスの要望 携帯電話のアンテナ・電波について→山間部の現状の改善 学校給食費と保育園・幼稚園の利用料の滞納問題。 →今年度は給食費の滞納はない一方、保育・幼稚園の利用利用の滞納が増えている。 生活保護の問題。 →南房総市では250世帯とのこと。 県道沿いの清掃について。 これらが取り上げられました。 市長より、 将来の市長へは迷惑をかけずに引き継ぎをする 発言がありました。これは大変重みを感じました。 今回は発言には慎重がある一方、財政・お金があるときにやれることはやりたいという部分を見受けました。 私が先般、読者コーナーで書きました6つの質問内容について。 市役所庁舎問題 あくまでも検討段階ではあるが、いずれやらなくてはならい問題。事業費は極力、抑えられるようにしたい。 財政問題 直接、私への回答はありませんでしたが、合併後15年後より、国からの支援がなくなり赤字が生じる以外、具体的な合理化などの話はありませんでした。 福祉の行政の窓口の問題 これから先、職員の削減をしながらでも、役所の窓口にいきたくても行けない方への手段・方法などは検討はしていく。 バリアフリー問題 具体的なお話はありませんでした。 公共交通問題 安房地域の経済圏の拠点である館山と鴨川につながるアクセスを維持したい。南房総市には地域公共交通会議があり、館山市もメンバーの一員ではあるが、ほかの自治体との調整は簡単ではない。 災害・防災問題 3年前の震災を境に反省と教訓の中での積み重ねで進めていきたい。 以上か市長からの回答で、すべてではありませんが、得るものはありました。 災害・防災の問題の質問のやりとりで、担当部署と一部相違が生じましたが、数日以内に解決。その補足を。 平成20年6月22日、館山市、勝浦市、南房総市に土砂災害警戒情報がでました。館山市と勝浦市はすぐに防災無線で放送。しかし、南房総市は当時の限られた職員の中で情報収集で手がいっぱいの状態により、住民への防災無線での放送ができなかったそうです。 その後、同年7月16・17日、千葉県庁河川環境課に、全市町村の担当者が集まり、土砂災害警戒情報についての周知徹底の説明があったようです。 この補足内容は、私の質問の土砂災害警戒情報の南房総市の対応について、千葉日報の報道、千葉県庁河川環境課からの確認によるものです。 当初、地元の新聞社への投書掲載を予定をしていましたが、当方の都合により、ネットのみの掲載とします。 |