2014年11月19日 房日新聞社・読者コーナー掲載 通算48本目の私の投書が載りましたので原文を公開します。 写真は今年度の国保月間のポスター。 毎年11月は、千葉県内ではちば国保月間です。 正確な根拠はわかりませんが、国保税・料を納期までに納め、みんなで国保を支えようと、ポスターも各所にはりだされます。 申し訳ないが、ポスターをだして啓発をすることよりも、どうしたら、少しでも納めていただくかを、真剣に考えるべきではないだろうか。 国保の保険税・料は年間で8回納付がほとんどのようですが、市町村やほかの地方によっては、4回、9回、鋸南町の姉妹都市である長野県辰野町は10回にわけて納めることができるそうです。 私が制度や事務の都合を優先するのでなく、納めたくても納めるのが容易でない方のためにも、年間12回の毎月納付に変えるべきと思います。 保険税・料の金額について。 来年の通常国会で運営が市町村から都道府県に移行するための制度変更の審議が予定。具体的にどのような金額になるかはわかりませんが、現状、割高であることはいうまでもありません。 千葉県内では私の家族の試算で、高いのが九十九里町の27万円、安いのは浦安市の14万円。このような格差がでるのは計算する元の数字が異なるからです。 また、計算の過程で所得算出のところで基礎控除以外の控除は適用しないことからも、保険税・料が高くなる要因のひとつです。 どうして元の数字が市町村で異なり、確定申告で使われる各種控除が適用できないのか。その数字でなければ国保の会計のやりくりがどう影響するか。 各市町村は説明をしてほしいです。 また、今年は鴨川市で大幅に国保税が値上げ。私の家族の試算で4万円程度あがっています。その原因が積み立てにあたる国保会計の調整基金がかなり不足をしているそうです。 積み立てである国保会計の調整基金の実態も説明してほしいです。 東京都には税や公共料金の滞納、住宅ローンやサラ金などの多重債務とあわせ、負債全般についての相談機関があるそうです。 役所の職員でなく、弁護士などの専門の方が相談を受けるそうです。 千葉県内にもこのような相談機関があれば、国保の納付が思うように困難な方には有効ではないだろうか。 |