今まで、なぜかヨコハマを舞台にした小説って敬遠していたのですが、 知り合いになった山崎さんの作品を読んでみたくなって、 とりあえず図書館で借りて(笑)、読んでみました。 正直言って、おもしろかったです! 書いた人を知ってしまったから、ヨイショしてしているのではと 思われたくはないのですが、肩肘張らないで読めるところがいいです。 舞台は野毛。余毛と書いてあったので、「どう読むんだろう」なんて考えてしまいましたが、なんだ昔よく通っていた野毛です。 そして、なぜか「みなとみらい」はそのまま。 10年も前の作品ですが、全然色あせていません。 いくつかの短編にわかれていますが、すべて語りかけるというスタイル。 私が今まで読んだ本で、こういうスタイルはほとんどなかったので、新鮮でした。 ★★★★☆ |