写真は今月20日より駅ビルが一部開業しましたJR千葉駅の東口です。 21日に現地にいきました。 ひとことで、 駅ナカのお客さんには優しく交通弱者には冷たい千葉駅 という私の感想です。 千葉県庁より100円で利用できる路線バスで千葉駅へ。 東口より今回、3階に移転したJR千葉駅へ。 東口は階段とエスカレーターしかなく、2基のエスカレーターを使いました。 バスロータリーから3階の改札まで、移転前より5分余裕をもったいいと思います。 3階の改札前につき、正面が改札。移転前よりはスペースが6割しかないです。 向かって左側に券売機やみどりの窓口・びゅうプラザ。 あとはほとんど駅ナカの店舗。 改札を通過し、正面より若干左側に西口・北口の連絡通路があります。 改札からホームへは、1箇所減っています。西口・北口分含め、3箇所しか階段がありません。しかも階段とエレベーターのみで、問題になっている内房線の長浦駅と袖ヶ浦駅と同じです。 ただし、改札内の駅ナカ店舗で上の階に向かうのはエレベーター・エスカレーターがあります。 ホームでは4両編成の停車位置が改札への階段を考慮していないため、大声で車掌さんに伝えなくては、列車に乗れないことが考えられます。 立ち番の駅員さんはホームの南側にいますので、そういった乗り遅れの確認ができない場合が考えられます。 駅ビル建物の海側に、西口・北口と東口及び京成千葉駅方面に向かうことができる改札外の連絡通路ができました。しかし、途中、わずか3段の階段があり、車いす・ベビーカーの方は利用はできません。 ざっと書いてきましたが。 千葉駅は公共交通機関の鉄道駅でなく、単なる駅ナカばかりのショッピングセンターしか印象がない。 駅ビル1階に銀行などのATMを集約したのはいいとしても、千葉都市モノレールとの連絡通路も階段などを必ず通過をしなくてはならないです。 災害時の帰宅困難者の方の一時避難のスペースというのも考慮がないようで、5年前の震災の時の閉め出しを再び、なんでしょうか。 私は明らかに障害者差別解消法にいう、合理的な配慮をした駅構内とはいえず、是正が必要と思います。 お隣の総武線西千葉駅には、一時的に駅員を配置しない時間帯のための、遠隔操作の関係機器の設置準備を確認。 いったい、利用するお客さんをお客さんとしてとらえている感じには見えないです。 |