2021年11月 未採用投稿 本日23日に、詳細な関係した投稿が地元紙に掲載に。 おそらく、この投稿は重なる部分がありますので、お蔵入りする前に原文を公開します。 前日の読者のコーナーで、南房総市千倉の旧小学校建物を解体し、あらたにプール、コミセン、図書館を一体化した社会体育施設建設についての投稿がありました。 結論から申し上げれば、やるのであれば、理解と納得ある説明が肝心ではないでしょうか。 過去に、地元で市政懇談会あったある年に、平群の国保病院の今後についての説明があるので、多くの参加をしてほしいということがありました。 現在のコロナの状況下で簡単ではないとは思いますが、千倉地区にチラシを配布しただけでなく、丁寧かつきめ細かい説明が必要ではないでしょうか。 この問題は、今年3月の南房総市議会で採択された、千倉地区の公民館問題の請願に関わるものと理解いたします。地域の交流の場である公民館の必要性は重々、わかります。 しかし、解体・建設合わせて総事業38億円。かなりの金額です。もし、費用の一部で市の負担を抑えるために合併特例債を使うのであれば、合併前に策定した新市建設計画と叶っているかどうか。 11年前に南房総市で、公共施設再編の計画が出され、学校や公民館、給食センターといった施設の統廃合が進みました。千倉については、当時あった公民館を閉鎖し、ゆらりがある保健センターに機能を移すと、記憶をしています。 公共施設の一連の再編が問題がなかったのか、あらためて検証が必要です。 金額の話になりますが。 館山市では、ゴミ処理場の改修工事を予定。総工費30億円で、国からの補助と交付税措置により、館山市の実際の負担は15億円と聞いています。 今回、千倉での社会体育施設建設で、合併特例債が活用できない場合、市の負担がどれぐらいになるのだろうか。 白浜地区のコミセンが、比較的新しい公共施設の建設と思いますが、総工費と市の負担などの内訳がどうだったのか。 最後はやはり、旧町村地区への説明と理解です。 千倉の問題ではありますが、南房総市の事業としてやる以上、施策の優先順位として必要であることが伝わっていなければなりません。 私の地元には、富山ふれあいコミセンがあります。合併前、富山町中央公民館として建設して30年以上が経過。一昨年秋の台風通過を受けた調査で、建物の裏山が土砂災害警戒区域に指定。災害時の避難場所、選挙の投票所は、近くのふれあいスポーツセンターに変更。 万一の土砂災害の被害を受ける場合、富山ふれあいコミセンを将来的にどうしていくのか。南房総市として方向を示してほしいです。つまり、解体含めた代替施設の検討です。そのとき、今回の千倉で生じている社会教育施設建設と、施策の優先順位でどうなっているかを示していただきたいです。 そういった流れ・プロセスがなければ、行政と住民との距離感がますます遠くなると思う。 |