「汽笛一声新橋を...」の時の初代「横浜駅」(1872年、左の写真)は、今の 「桜木町駅」 だと言うのは、皆さんご存知のことと思います。 桜木町駅のそばには、「鉄道創業の地」碑と「開業当時の横浜駅長室跡」碑(パネルが壁に埋め込まれています。これは探すのが至難です)があります。 そして、今の「横浜駅」(1928年)は、第3代目の地にあります。 それでは、第2代目の「横浜駅」(1915年)はどこにあったのでしょうか? そうなんです。今の市営地下鉄の「高島町駅」の近くです。最近マンションが建ち、その礎が見つかりました。(真ん中の写真が2代目横浜駅です) そして、「港横浜」にとって歴史的に重要だった「第4の横浜駅」(1920年)は? これは、「横浜港駅」と言って、今「赤レンガパーク」にあります(右の写真)。 当初(1911年)は貨物駅としてスタートしましたが、横浜~サンフランシスコ間の航路が開通し、旅客を運ぶ「ボートトレイン」として、横浜港と東京を45分で結びました。 戦後も横浜~シアトルを結ぶ「氷川丸」に接続されて走っていました(1957-1960)。 そして皆さんお馴染みの「新横浜駅」は、1964年の新幹線開通の時に出来ました。東京オリンピックの年です。「第5の横浜駅」ですね。 |