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2016年12月17日(土) 
グレグ・レイクが12月7日、亡くなりました。

NHKラジオの朝の定時ニュースで、グレグ・レイクの訃報が伝えられたときは
そんなに、世間に知られている人なのかと
ちょっとびっくりしました。

グレグ・レイクといえば、私はキング・クリムゾンの「エピタフ」です。

1980年にキング・クリムゾンが初来日したとき
リーダーのロバート・フリップは、ファースト・アルバムについてたずねられて
「今聞くと、青少年をたぶらかすようなところがある」と答えていました。

それは、世紀末的な「エピタフ」の歌詞と、
それを増幅させるような、叙情的なグレグ・レイクの歌声に
理由があるのかもしれません。

そんなことを言っていたロバート・フリップが
昨今のクリムゾンで「エピタフ」を演奏しているのは
どういうことなのか、よく分かりません。


1995年、阪神大震災の時
ビルが軒並み傾いた神戸三宮の街を歩きながら

「コンフュージョン・ウイル・ビー・マイ・エピタフ」という
「エピタフ」の歌詞の世界が目の前に現れたように感じて

その到来を待ち望んだ、10代の自分を責めたことが
きのうのことのように思われます。

キング・クリムゾンの「エピタフ」をかけてください。
よろしくお願いします。

http://www.dailymotion.com/video/x5mdzt_king-crimso…taph_music

閲覧数1,325 カテゴリ日記 投稿日時2016/12/17 21:19
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