グレグ・レイクが12月7日、亡くなりました。 NHKラジオの朝の定時ニュースで、グレグ・レイクの訃報が伝えられたときは そんなに、世間に知られている人なのかと ちょっとびっくりしました。 グレグ・レイクといえば、私はキング・クリムゾンの「エピタフ」です。 1980年にキング・クリムゾンが初来日したとき リーダーのロバート・フリップは、ファースト・アルバムについてたずねられて 「今聞くと、青少年をたぶらかすようなところがある」と答えていました。 それは、世紀末的な「エピタフ」の歌詞と、 それを増幅させるような、叙情的なグレグ・レイクの歌声に 理由があるのかもしれません。 そんなことを言っていたロバート・フリップが 昨今のクリムゾンで「エピタフ」を演奏しているのは どういうことなのか、よく分かりません。 1995年、阪神大震災の時 ビルが軒並み傾いた神戸三宮の街を歩きながら 「コンフュージョン・ウイル・ビー・マイ・エピタフ」という 「エピタフ」の歌詞の世界が目の前に現れたように感じて その到来を待ち望んだ、10代の自分を責めたことが きのうのことのように思われます。 キング・クリムゾンの「エピタフ」をかけてください。 よろしくお願いします。 http://www.dailymotion.com/video/x5mdzt_king-crimso…taph_music |