2月5日、大田区武蔵新田(にった)の新田神社に武者行列を見物しました。
東急多摩川線武蔵新田駅から歩いて5分ほどのところ、商店街の一角に新田神社があります。 新田神社は、新田義貞の次男で、この地でだまし討ちにあった 新田義興の霊をなぐさめるために室町時代に創建されました。
南北朝から室町時代には「武士道」などというものはなく けっこう、えげつないことが行われていたようです。
境内には樹齢何百年でしょうか、ご神木がありました。 触れると長寿になるとか。 ご神木なので、触れるためには、鳥居を一礼しながらくぐらなければなりません。
武者行列は、商店街で近年始められたようです。 甲冑は段ボールで作られているのですが 組紐がたくさんつけられて、本格的。 とても段ボールには見えません。
鎧の下の装束も本格的です。 パレードの前には、段ボールで鎧を作るワークショップも行われて その参加者もパレードに参加しています。 留学生とおぼしき若い外国人も、きっとそうなのでしょう。
新田義興をはじめとする武将だけでなく 「露払い」「伝令」といった配役もあり 伝令の人は、行列の後ろがどうなっているか 侍言葉で、武将に報告するなど 本格的に演技されていました。
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