2019年7月11日 房日新聞読者コーナー 今年9本目・通算111本目の投稿掲載 それでは原文公開です。 私は先月、地元近隣の複数の市町村議会議長宛に2本の要望文書を出しました。 一つは京葉線りんかい線乗り入れ問題。これは何度もこの場で書いてきましたので割愛を。もう一つは静かな生活環境空間保持の要望です。 長野県軽井沢町には、善良なる風俗を維持するための条例・要綱があります。 その中に深夜の一定の時間時間帯、お店や事業所に休止を求める文言があります。つまり、深夜営業を規制するものです。 幸い、騒音規制法第28条に基づき、各市町村には公害防止または環境の各条例で、条件はありますが一定騒音に対しての深夜営業規制をかける文言があります。 私はその文言を軽井沢と同じようにあらためることを要望の趣旨としています。 今年はコンビニ業界が社会問題になっています。お店の24時間営業に関わることと深く関係していると理解をしていただいて構いません。 その上で、あらゆるお店や事業所に対し、もう一つは地元の宿泊施設や道の駅などに車中泊の来訪者に対して、深夜の一定の時間帯、業務の休止や静寂を害さないことが必要ではないか。観光地としてのイメージ低下をさせないことではないかと思います。 24時間お店が開いているから当たり前、都心から時間距離が短くなり、どの時間帯に関係なく来訪者だからお客さんだから何でもありというのは、その逆で困る方が同時に生じます。 それは安眠妨害とゴミです。 対岸の神奈川県三浦市では、22時から翌朝7時までマナーモラルの観点から、市販の花火の使用を禁止する条例があります。 先々、県南部でも検討する場面がでるでしょう。 地元民であっても来訪者であっても、その地域に安心して暮らし滞在することは、共有するものであります。 若干話がずれますが。 県や市町村では、防犯・雇用・福祉の分野で事業者と協定や施策協力などをしています。しかし、事業者側で情報の共有を含めたコンセンサスを得ての協力の対応に差があるようであります。 最近、ある業界へ社会インフラという言葉が使われます。現場が官であれば別ですが、民であれば限度があります。その点は考慮されるべきと思います。 24時間生活サイクルをあらためる時期にきています。 個々の生活の多様化がいわれますが、ジコ虫に陥ってはならず、常にまわりには生活・滞在をしている方々が。 私は、わずかな時間であっても小休止の静かな時間は、だれでも、どんな場所でも必要だと思います。 要望文書の提出先の複数の市町村議会におかれましては、条例の見直しを求める趣旨だから簡単ではないと、最初からできない理由を示すのでなく、地域住民や来訪者が生活や滞在でお互いが静かな一時を過ごせるようある一定のルールとして設けることの議論と実現をお願いするものです。 都心に近い好かれる観光地の地域としてご検討を。 |