衣笠は横須賀にいた頃
親しんだ街の一つです。
その頃はJComの横須賀拠点があったり
終電の最終着駅でふらふらしたり
商店街も活気あってちょくちょく覗きました。
横須賀のなかでも落語のイメージが
ピンとくる街かも知れませんね。
ゆうべ(9日)、JR衣笠駅近くで「0468スタイル寄席」がありました。 会場は、平作川沿いにあるカフェ・ウインディ。夕暮れの細い道をてくてくと歩いていくと、カキ氷の旗の下に「0468スタイル寄席」の白い看板が輝いていました。 出演は、横浜在住の落語家・桂花丸さん、横須賀出身のお笑い芸人・チキンジョージさんの2組。 (プロデューサーは、神田あんずさん) 店の中は昭和30年代を思わせるレトロ感。橙色の電灯の下に手回しのカキ氷機(現役で活躍中)、町の集会所にあるような長~い木机のような古テーブルや丸椅子がでんでんと置かれ、扇風機がぶんぶんと回っています。 そんな会場に、近所のおばちゃんやおじちゃんや子供たち、若い女の子たちが集まってきました。 花丸さんの古典落語「ときそば」、チキンジョージさんの漫才、対談、新作落語と続き、会場は爆笑の渦。お店のスタッフも笑いながらドリンクを運んでくれます。 ときおり、車の通る音や近所の犬の鳴き声も聞こえますが、それがまた不思議な風情をかもしだしているようです。 こんなに間近で見る寄席には、親近感がわいてきます。 お客さんの反応をみながら、笑いのテンポを変える芸人さん。その呼吸が生きているから、「ライブ」っていうんでしょうね。 店の外まで聞こえるご近所さんたちの笑い声。終了後も、芸人さんたちと笑顔で写真を撮りあったりと、わきあいあい。 こんなふうに、町に「笑い」が広がるのはいいなあ~。 桂花丸さんは、桂歌丸門下の二ツ目。テレビ番組「笑点」にも出演(座布団運び役)する今年十年目の若手芸人さん。 この8月末には、「桂花丸・落語シリーズ(花丸コレクション)」がスタートするそうです。来年は真打に、という噂もちらほら。 ●「花丸コレクション~横浜編」(第1回) 日時~8月29日(金) 19時開演 会場~横浜にぎわい座(野毛) 入場料~¥1500 ●0468スタイル~4周年記念スペシャルライブ 日時~8月31日(日) 17時開演 会場~横須賀市立青少年会館(京急・横須賀中央駅下車 5分) 入場料~¥1000(高校生以下無料) http://www.0468styls.com/ http://www.geocities.jp/yokosuka_owarai/ |