東京大学空間情報科学研究センター(CSIS) 今日、東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)An 棟2 階コンベンションホールで開催された GIS関連のシンポジウムに行ってきました。 終わってからの案内(?)になってしまい恐縮ですが、 とてもおもしろく興味深いシンポジウムでした。 人の動きをどう捉えるか。 パーソントリップ調査というもので、把握する手法や、 国際標準のIC内蔵の携帯電話で、把握する方法などが考えられています。 人の行動を空間情報として把握することは、人間の安全を確保する上でも重要です。 そして、人間がどう動くかを知ることで、広告を効率的に表示できます。 また、人が行動するための情報をいかに的確に提供するかなど、 様々な取組がされているのが、この分野です。 このシンポジウムの概要を掲載しておきます。 寄付研究部門「空間情報社会研究イニシアティブ(CSIS-i)」 第3回公開シンポジウム 「動く空間情報~都市における人の流れとその把握手法の今後」 14:00-14:05 挨拶 東京大学空間情報科学研究センター長・部門長・教授 柴崎亮介 14:05-14:35 講演 「交通計画や都市計画と地理空間情報」 国土交通省都市・地域整備局都市計画課都市計画調査室長 阪井清志 14:35-15:05 講演 「ナビゲーションの最先端を行く」 株式会社ナビタイムジャパン 社長 大西啓介 15:05-15:35 講演 「人の流れに対する交通工学的アプローチ」 東京大学空間情報科学研究センター客員教授・東京理科大学教授 内山 久雄 (休憩) 15:45-16:15 講演 「世界的なモバイルペイメントの動きと国際共通IC 乗車券の開発」 国土交通省総合政策局情報政策課長 遠藤誠之 16:15-16:45 講演 「人の流れと屋外メディア総合調査(SOTO)」 株式会社ビデオリサーチ メディア事業局長代理 野原久男 16:45-16:55 技術紹介 「動線解析プラットフォームによる移動体データの処理」 東京大学空間情報科学研究センター特任講師 関本義秀 (休憩) 17:05-18:10 パネルディスカション コーディネータ:東京大学空間情報科学研究センター長・部門長・教授 柴崎亮介 パネラー:講演者 18:15 閉会 http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20081014/ パーソントリップ調査の結果を視覚化したものです。(二次元) 同じく、パーソントリップ調査の結果を視覚化したものです。(三次元) 東京に集まっている様子がわかりますね。 |