以下転載歓迎です。
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緑地と自然と里山を愛する皆様(個人、団体)
平針の里山からの緊急のお願いです!
http://www.wa.commufa.jp/~hirabari/ 平針の里山(名古屋市天白区平針)は、こともあろうに、10月25日COP10の最中に伐採が始まりました。
国際会議場では、「里山イニシアティブ」を提唱しながら、足元の会場から12Kmしか離れていない
平針の里山で開発が開始されたのです。
この里山は、中部ESDもその重要さを訴えている生態系です。(下記の資料参照)
現在、里山の半分の木が伐採されてしまいました。樹齢50~70年の木が次々と伐られています。
しかし、生命の源であるため池は(4つ)はまだ無傷で残っています。水路も田んぼも生きています。
今、開発を止めたら里山は回復します。
名古屋市長も、市議会も里山の大切さを認識しながら、互いに対立したまま何の手立も打てていません。
ぜひ、名古屋オリンピックから東山の森をまもり、愛知万博から海上の森を守った皆様の力で、名古屋市内に残る100年前の里山を残せるよう力をお貸しください。
もう時間がありません。
里山を残すよう、名古屋市長、市議会、天白区の市議会議員に訴えてください。
よろしくお願いします。
(友人への転送歓迎!)
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中部ESD拠点(国連「持続可能な開発のための教育の10年」に関わる地域拠点
(RCE:Regional Centre of Expertise on Education for Sustainable Development)からの平針里山問題に対する声明文
名古屋市平針に残された里山は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において採択された愛知ターゲットを実現する重要な生物多様性の地であると同時に、地域住民による里山の恵みを享受・活用する場であり、そのこと自体が持続可能な発展のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)を実現するためのフィールドとしての高い価値を持つと考えられる。今後、関係各所
および関係者が知恵を出し合って、この里山が保全されることを願う。 (2010年11月5日)
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なお詳細は「平針の里山」のホームページをご覧下さい。
http://www.wa.commufa.jp/~hirabari/ 平針の里山保全協議会
代表 宗宮弘明(名古屋大学名誉教授)