夜分失礼しますが、なんちゃってSEです。
その3ですが、まず「GISとは?」と言うことで、こちらのサイトに非常にわかり易く書かれていますので、一読されてみるとよろしいかと思います。 http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~akuri/hajimete/kihon.htm
個人的にですが、GISに必要なものとして、以下の4項目が必要条件だと思っています。 (あくまでも、僕の知識の範囲ですので、 だって、「なんちゃってSE」なんですよ。)
1.座標系の定義と変更が可能である。 y=xのグラフを書くときどうしますか? x座標とy座標と原点書いて、プロットしませんか? そうですね。座標系を定義しているからグラフを書けたのですね。 これとおなじで、地球上では緯度経度が絶対的な座標ですよね。 また、「緯度経度では、同じ場所はない」と言うことですね。 座標系の変更とは、緯度経度では都合の悪い時もありますよね、 「緯度35度45分30秒」とか それってどこなん? そこで便宜的測地系(座標系)をJGD2000のⅥ系の平面直角座標系にしてとかやるんですね。 それが、相互に可能と言うことです。
2.レイヤー構造を持つことができる。 イメージとして、地図の上にトレッシングペーパーを重ねて、川だけ、道だけ、建物だけ、公園だけ とかをトレースするような感じですね。 レイヤーに分割することで、必要な情報を見ることができますね。 ようは、複数のレイヤーを持っている事です。
3.ベクターデータとラスターデータを取り扱うことができる。 http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~akuri/hajimete/kihon.htm のベクターとラスターを見ていただければわかると思うのですが。 ようするに点、線、面データとその属性、衛星写真や航空写真などの画像データをレイヤーとして取り扱うことができると言うことです。
4.位置に関するデータとその場所の情報(属性)が相互に参照できる。 これは、「位置から属性を探すことができ、属性から位置を探すことができる」と言うことでしょうか。基本的に一対一の一意の関係にあるといえるでしょうか? これができないとデータベースとしての利用できないことになりますね。
上記の条件を考えると、Google MapはGISとしての機能は??? どうでしょうか? 個人的には、備えていないと思いますが。 いかがでしょうか? (注意 ; これはGoogle Mapの情報として僕が知らないだけかもしてません。 もしそうならば、教えていただければと思います。)
よって、「Google Mapは地図としての背景図のような使い方でいいじゃね。」と考えています。 複数のレイヤー構造の1レイヤーとして取り扱うと言うことです。 そうすれば、まだまだGISシステムとして商売にならないかなぁ? と言うことで、ここでエイヤ! http://www.tys-yokohama.net/cms/map_view/openlayers/ のデモサイトをどうぞ!! 手前味噌ですんません。 「もうこんなこと知っているよ」的な方、申し訳ございません。
今日はちょっとまじめに話しが進みましたが、いかがでしたか? 「オイオイ 全然違っとるやないか!!」なご意見などもよろしくお願いします。
次回は、フリーなGISソフトウェアについて それでは、 アディオ~~ス!!
|